nemui4の日記: コンテンツを買わない世界 16
日記 by
nemui4
「違法の音楽アプリにない」ハマ・オカモトがファンのDMに愕然」
http://news.livedoor.com/topics/detail/14487802/
数日前にtogetterあたりで話題になってた気がする。
昔、「いつも聞いてます。レンタルCDで」とファン(?)に言われて「買え!」と怒ったアーティストも居たっけ。
そして音楽は無料コンテンツになってしまった。
その人達は何にお金を払うんだろう、海賊版アプリの広告踏んでそっちの商品を買うのかな。
歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:2)
よく,音楽業界を見習え,とか言われるんだけど
見習ってたら絶対残ってなかったよね。
新書なんかのプロモーションなんかは費用を掛けずに結構結果が残る物も増えてきた印象がある。
方や音楽は,流行の歌に関しては,Youtubeの公式プロモみておしまいですもんね。
違法に走る必要すらない。
そこからの購入動機は「アーティストを応援するため」これはきつい。きつすぎる。
握手券を批判なんてできないじゃないか。あれの方が分かりやすい分だけマシかもしれない。
結局ライブに回帰するというか,「商品としての音楽メディア」は終わっちゃってるんですよね。
ライブや,放送への出演でお金をいただく,
それはそれでアーティストとして正しい姿のような気がしますが。
長男さんは小遣いを画材とプラモと書籍に費やすけど,
買ったCDなんて中学3年間で2枚ですからね。
へたすりゃそれでも平均より多いかもしれませんが。
自分に至っては,配信でいくつか買うけど,年で1万円は超えませんもん。
昔結構買ってた人間がこれなんで,相当ヤバいんでしょうね。
まあ,うちはそろそろ本棚がヤバいんですが。
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:1)
>買ったCDなんて中学3年間で2枚ですからね。
そういや中学生の時にCD(当時はレコード)一枚も買ったことはありませんでした。
友達から借りるか、頼んでカセットテープに録ってもらってたり。
#ほんとに買ってないねぇ、アカンな。
始めてCD買ったのって働いて給料もらうようになってからです。
>買ったCDなんて中学3年間で2枚ですからね。
本棚は子供の頃からパンパンですね。
小遣いほとんどそっちにつぎ込んでたっけ。
雑誌だけで月何冊買ってたんだろう・・・10冊以上、20は買ってないか。
時々地図や辞書買って読んでたけどなんでなんや?>当時のじぶん。
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:2)
まあ,そうですよね。
自分が中学の時分はちょうどCDレンタルが始まった頃でしたし。
そう考えると「中高生が音楽メディアにお金を使ってた」というのは,
たまたまその時代に流行ってた娯楽がそれだったから,以上の何者でもなさそうですね。
まあ,中二病とは避けられない物なんですよ…
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:1)
>当時のじぶん。
小説『螢・納屋を焼く(ry』の主要人物に半ばそっくり酷似していたからか。
ちなみにその頃は小説の人物同様短く刈った髪型ではなかったでしょうか?
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:1)
>ちなみにその頃は小説の人物同様短く刈った髪型ではなかったでしょうか?
寡聞にしてその小説は知らないのですが、部活の流れで坊主頭ではありました(not Baseball kid)。
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:1)
朝のラジオ体操の前に君が代のレコード再生と日の丸掲揚があれば
そのまんま国土地理院に就職したいと語る他称「ナチ、SS」とそっくりかも。
// 永遠のノーベル文学賞候補作家の『ノルウェイの森』に後に取り入れられた短編。
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:2)
なんでこうなった。
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:1)
1995年に発生した国内テロ事件被害者にインタビューして回ったルポも一因か?
村上ハルキファンと呼ぶのも不適切な濡れ落ち葉供に問題があるのは確かなのだが。
Re:歴史のあるメディアはなかなかしぶとい (スコア:2)
てか、高かった。
LP1枚2800円だもんなぁ。大学の時もきつかった。カットアウト盤がうれしくてそれほどハマってないアーティストも買っちゃった。
Jazz喫茶って音楽マニア定番のバイトで音楽聞いてた。
それに比べると、「買えよ」と思う。
#今は置き場に困る。そろそろCDラック追加しよう。
音楽はまだマシ? (スコア:1)
昔聞いた話。
ある作家が講演会・サイン会をしたら上品そうなご婦人がやって来て
「先生のご本はとても大人気で、図書館でもなかなか回ってきませんの」
と言ったんだとか。
たとえば京都市の図書館で今一番人気は昨年の直木賞・本屋大賞受賞作「蜜蜂と遠雷」恩田陸。
貸し出し予約が863件あって、全市でざっと70冊くらい所蔵している。
ざっくり考えて今予約したら半年くらい先に借りられる。
出版は2016年9月だからざっと1年半前。単純計算で2500回くらい貸し出されていることになる。
Re:音楽はまだマシ? (スコア:2)
Re:音楽はまだマシ? (スコア:1)
>出版は2016年9月だからざっと1年半前。単純計算で2500回くらい貸し出されていることになる。
ぐぐると単行本価格が 1,800円(kindleでも1,555円)
一地域だけで 1800 x 2500 = 4,500,000円 の機会損失?
なんか凄いね。
権利かギャラの折り合いか出版形態(経路?)へのこだわりかで電子書籍化を拒んでいる大御所な作家さんたちがいるけど、彼ら彼女達も図書館での無料貸出には何も言わないのかな。おそらく利用者でも有るはずだし、文句は言えないか。
たしか図書館にクレームを上げている作家さんも居たはずだけど忘れた。
昔の知り合いで、断捨離じゃないけど部屋に物を増やすのが嫌いな人が居て。
本は好きなんだけど、ほとんど図書館で借りて読んでるという人が居たっけ。
その人も流行りの本があればよく予約して「何人待ちだった」とか言ってました。
本を全く買わないわけでもなくて、ちゃんと買って読んで、古本屋に売ったりもしてたけど。
買うのは主に図書館であんまり見かけないニッチな方面の本だったかな。
#中野のタコシェみたいな本屋で売ってる本とか。
Re:音楽はまだマシ? (スコア:2)
ただまあ,こういう人は昔から図書館で借りております故,そういう「本好き」もいる,ということで。
直接的な出版不況の原因ではないんですよ。
Re:音楽はまだマシ? (スコア:1)
京都市の人口は150万人弱。単純計算したら日本全国で4億円くらいの機会損失? 印税が1割として4000万円か。
ちなみに
文藝春秋社長、図書館に対し文庫本の貸し出し中止を求める [srad.jp]って過去記事もありますね。
作家擁護過激派は「図書館で借りない、古本屋で買わない、古本屋に売らない」の3ない運動を勧めるらしいです。
じゃあ買ってきた本が積み上がったらどうしたらいいかというと、焼いてしまうのが正解だそうです。
それはそれでなんか違う気もしますが。
Re:音楽はまだマシ? (スコア:2)
それを「超大量生産・消費材」にした時点でどこかで破綻するのは自明であります。
はらんだ矛盾は飲み込んだ上で行動するしかないのかな,と思っておりますよ。
「燃やす」というのはあくまでも生産者側の都合であって,消費者には関係ないですもん。
図書館のあり方も考えて行くころにさしかかってるのではとは思いますけどね。
そもそも運営する地方自治体だってもてあましてるわけなんだし。
電子書籍はそのあたりいい選択肢なのですが,
DRMを付ければ紙より寿命が短くなるし,外せば紙よりも酷いことになる。
Re:音楽はまだマシ? (スコア:1)
>じゃあ買ってきた本が積み上がったらどうしたらいいかというと、焼いてしまうのが正解だそうです。
環境負荷を気に病む過激な団体ともめませんように。
>作家擁護過激派は「図書館で借りない、古本屋で買わない、古本屋に売らない」の3ない運動を勧めるらしいです。
それやったらもう電子書籍でええのに、そっちは作家(周辺?)が許さへんのかな。