nemui4の日記: 異世界SFの思ひ出 4
日記 by
nemui4
子供の頃に図書館でSFジュブナイル読んでて出くわしてた。
確かタイトルに「針」がついてたと思うけど、クレメントではないはず。
科学者が物質を遠いところに飛ばせるか消せる「針の穴」の実験をしていたら暴走して街の人達が異世界に飛ばされて、結局そこで暮らす話。
暴走した「針の穴」により街の人々が異世界に飛ばされて、歯の詰め物とか身につけていた人工物は無くて海に放り出されてた。
そこから各自の経験と知識で文化的な生活がいと舐めるようにあれこれ再構築始めて、元の世界戻る実験をするけどうまく行かなくて結局そこで暮らすんだったかな。
物理法則的な条件は変わってなかったので、もし続巻があるのなら転送先が地球のドコカだったとかのオチになってるのかもしれないけど。
#遠すぎる記憶、正確なタイトルも作者も覚えてない>こどもじぶん
ジェリイ・ソール 「異次元への冒険」 (スコア:1)
ぐぐったら見つかりました。たぶんこれでしょう。古本ならAmazonでも入手可能。
「その形状から“針”と名付けられた装置の先端にある穴は、あらゆる生き物を飲み込んでしまいます。腕を突っ込めば、境界の部分が鮮やかに見えることから、医学的な検査に使えるのではないかと考えられました(現在のCTスキャナーのような用途ですな)。」
「数百人が転送された場所は、原始の荒野でした。そこには先に失踪したバッシャーや警官たちもいます。はるかな過去か遠未来にタイムスリップしたという推測もなされますが、空の星座の形に変化がないため、パラレルワールドに送られたという意見が大勢を占めます。
ともかく、オルカットを中心に団結した人々は(サダス一派は独自の道を求めて別の場所へ去りますが)、いつの日か故郷へ帰るべく、新天地ニュー・シカゴで自活の道を歩む一方、何もないところから“針”を再び製造するための活動を始めます。」
https://maruni.at.webry.info/200907/article_14.html [webry.info]
https://www.fukkan.com/seek/detail/1470 [fukkan.com]
https://bookmeter.com/books/125196 [bookmeter.com]
Re:ジェリイ・ソール 「異次元への冒険」 (スコア:1)
おー、まさにそれです。
>「数百人が転送された場所は、原始の荒野でした。
そうなんだ、海辺か浅い海に転送されたと思ってた。
Re:ジェリイ・ソール 「異次元への冒険」 (スコア:1)
読んだことはないけど、琵琶湖みたいな大きな湖にでも落ちたんじゃないですかね。
時間移動やテレポートもので、精密な制御されてないものだと、どこに飛ばされるかわかりません。
全くのランダム→ 地上の人間が上空100mから落下して死亡
位置関係はそのままで過去や平行宇宙へ移動 → 二階や三階にいた人は落下して死亡
一点集中 → 全員折り重なって圧迫死
ということになりかねませんから。椅子に座ってる人間でも、突然椅子が消えて尻餅くらいつくでしょう。
転送された人の大半が墜落死や圧死という展開を避けるには、海や湖に落ちるのは必然です(キッパリ)
バック・トゥ・ザ・フューチャーも納屋に突っ込んでる。
https://www.youtube.com/watch?v=GW98p3Rq0cg [youtube.com]
自動車だからこの程度ですんでるけど、生身なら死んでても不思議はないですよね。
またその後を生き延びていく上でも水は必用なわけで、飲料水だけでなく農業用としても大量の
真水が確保できない環境では生存は困難です。ご都合主義と言われればそこまでですが。
Re:ジェリイ・ソール 「異次元への冒険」 (スコア:1)
「シカゴにあるインランド・エレクトロニクス社」
「新天地ニュー・シカゴで自活の道を歩む一方、」
ああ、そうか。たぶん五大湖だ。
「過去か遠未来にタイムスリップしたという推測もなされますが、空の星座の形に変化がないため、パラレルワールドに送られたという意見が大勢を占めます。」
シカゴ沿岸にその会社があって、その周辺がまるごと移動。
移動した先には五大湖と同じような巨大な淡水の湖が……
地形も見覚えがあるし、同じ場所のままタイムスリップしたのでは?
いやしかし星座が同じである以上は遙かな過去か未来はありえない。
同様に他の星はもっと有り得ない。とするとパラレルワールドとしか考えられない。
みたいに推論したのでは。アメリカ人なら「シカゴにある」の一言でピンと来るんでしょうけどね。