next49の日記: 日亜化学工業の連載広告 2
日記 by
next49
2004年8月15日付け朝日新聞朝刊にて、日亜化学工業が
広告特集を組んでいます。
8月15日18面:モノづくりにこだわる企業と技術者たちの研究
手島 透氏(元スタンレー電気副社長)、小川 英治氏(日亜化学工業代表取締役)、伊藤 聡子氏(フリーキャスター)の対談。
8月16日18面:青色発光ダイオード開発への道
日亜化学工業社員、向井氏、妹尾氏、岩佐氏のコメントを
含めた青色発光ダイオード開発話。チームで開発したことを
アピール。中村氏の名前は出てこない。ただし、中村氏の関与を
否定しているわけではない。名前がでてこないだけ。
8月17日18面:「究極の光源」ことレーザダイオードを具現化したチームワーク
日亜化学工業社員、長濱氏、杉本氏、佐野氏、小崎氏のコメントを
含めたレーザダイオード開発話。チームで開発したことを
アピール。青色レーザの実現はSONYがしたのかと思っていた。
8月19日18面:発光ダイオードが持つポテンシャルをいかに引き出したか
日亜化学工業社員、永井氏、米田氏、永峰氏のコメントを
含めたLEDディスプレイの開発話。3色そろってもディスプレイを
作るのは大変なのね。
私は基本的に中村氏よりなので、日亜のこの広告が
- 青色発光ダイオードの開発は中村氏のみの力で成り立っているのではないこと。すなわち、貢献度50%はおかしい!!
- 青色発光ダイオードだけで、現在の売上をあげているのではなく、その後のたゆみない改良と応用で売上をあげているということ。すなわち、特許を独占していることによって得た利益の算出が間違っている。
という2点を世間へやんわりとアピールすることを目的とした 広告に見えてしまいます。 なお、この広告は21日付けまでシリーズで行われるそうです。
はじめましてこんにちわ (スコア:1)
うーんわたしにはやんわりどころか、ど真ん中ストレートに見えるんですが。
そーいえばこの問題ってまだ続いてるんですか?
裁判とか。
#続いてるから広告出してるんだろうなーとは思いつつ
こんにちは (スコア:1)
NyaNyaさん、こんにちは。
この裁判は日亜側が控訴しているので、いまだ続いているはず です。
http://news.braina.com/2004/0130/judge_20040130_003_0003___.html
http://ne.nikkeibp.co.jp/NEWS/njudge/
日亜側が、はじめからこのキャンペーンのような主張を していれば、最高604億円の対価という算出は行われなかった のではないかと思います。
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