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nidakの日記: 原爆投下に対するアメリカの考え 6

日記 by nidak

アメリカが原爆を日本に投下したことについて、どう思っているのか?
という話は、たびたび日本人の間に生まれる疑問だが、その時代における
アメリカ国内での、日本人(及び日系移民)に対する姿勢を見れば、大抵
のことは推測がつくと思う。

アメリカの敵国として日本、ドイツ、そしてイタリアがいた。
アメリカ国内にもドイツ移民、イタリア移民はいたが、戦時中の彼等に
とられた措置としては、せいぜい警察が、怪しい奴に対しては目を光らせ
ていた程度に過ぎないだろう。その一方で日本人移民達は、強制的に集団
キャンプ地に集められている。パールハーバーを空襲したと国というのも
あるが、いわゆる白人系移民への姿勢と比べると、明らかに黄色人種の
日本人に対してへの差別は、分かりやすい事実のもとに存在しているのだ。

広島に原爆投下後、たった3日間の間に、続いて長崎へ同じように原爆の
投下をしていることに対しても、多くの国から、その当時の通信事情や
日本政府の状況把握能力から考えるに、明らかに日本側に対しての考慮が
足りないのではないか?と言う声が上がっている。

しかしながら、当時のアメリカにしてみれば、所詮日本はFucking Jap
にしかすぎなかったのである。原爆の実験対象には格好の敵国だったと
いうことは容易に推測出来るし、アメリカ国内でも政府に対する反感の
声が強まることは、それ程なかっただろう。

まあ、そんなわけでアメリカ人に日本への原爆投下に付いてどう思って
いるのか?と訊いたところで『なんともおもっちゃいねーよ』と口には
出さないにしても、心のどこかで思っているんだろうな、等と感じざる
を得ないのである。

(ネタのない日曜ジャーナル)

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 「あれで戦争が早く終わって、結果的には犠牲者は少なくてすんだ。君たちの国にとってもよかったんだ。」と妻の友人の夫(アメリカ白人)に真顔で主張されました。本音はともかく、建前はそういうことなんでしょう。

    でも、考えてみたら我々だって、戦争で殺した他国人のことをどうこう思うことなんてそんなにないものね。アメリカ人だけが特殊な感情を持ってるわけじゃない。ただ、彼らの国は力が頭抜けていて影響力がでかいから、あまり無邪気にふるまわれるとまわりがげんなりしてしまうんじゃないでしょうか。

    • 『日本人以外は野蛮人ですが、何か?』
      という意見の固まりです。人のこと言えない、差別主義国家:日本。

      きっとアメリカで戦争に負けていなかったら、今頃はナチスドイツ以上に
      世界に対して差別的な態度を、我が国ではとっていたことでしょう。

      アジア人によるアジア人の為の共和国の設立へ向けての侵略、といった
      ような考え方が、その後の歴史で正しかった等と証明されてはいないと。

      まあ、そんなわけで、日本もアメリカも大した違いはありません。
      --

      There is no spoon.
      親コメント
      • まあ、そんなわけで、日本もアメリカも大した違いはありません。

        基本的には同意です。もっとも、人としての違いは大したことなくても、国家自体の世界への影響力は段違いです。言葉を換えると、日本国家が他国に対して露骨に差別的な態度をとれば日本が世界から干されて終わりですが、アメリカ合衆国が同じことをしても彼の国を世界が干すというシナリオはほとんどありえないのですから。

        例えば尊王攘夷という考え方は、 『日本人以外は野蛮人ですが、何か?』 という意見の固まりです。人のこと言えない、差別主義国家:日本。

        という組み立てには多少無理があります。中華思想なんかと違って、尊王攘夷という考えが台頭していた頃、近いくらいの勢力を「開国派」ももっていたわけなので。むしろ太平洋戦争時の思想である「八紘一宇」の方が差別的民族主義を色濃く反映し、より国民的だと思います。

        親コメント
        • > むしろ太平洋戦争時の思想である「八紘一宇」の方が差別的民族主義を
          > 色濃く反映し、より国民的だと思います。

          そうですね。尊王攘夷じゃ、例としてあげるには説得力なかったと思います。
          っていうか「八紘一宇」って言葉を知らなかったよ。
          --

          There is no spoon.
          親コメント
    • 以前 PBS [pbs.org]でやってたドキュメンタリーを見ました。原爆使用を決断し、軍に使用権(つまり戦況の都合の良い時に自由に投下してよい)を与えた当時の大統領トルーマンですが、投下後の広島の詳細な状況報告を聞いて愕然とし、すぐに軍から使用権を引き上げています(しかしそれは長崎投下の後になってしまった)。就任後まもない時期だったので、原爆の武器としての威力を十分に把握できていなかった、という話もあります。それでもトルーマンは「大統領としての決断に誤りはなく後悔はしていない」という姿勢を終世つらぬくのですが、近親者の証言や残された書簡
      • 「仮に原爆を投下しなかった場合、日本が敗戦を受け入れるのが長びくあいだ、米国側兵士の犠牲者は出続ける。そして戦後、早期終戦を可能にしたかも知れない能力を持つ原爆が使用可能な状態にあり、かつトルーマンがその使用を避けたことが判明すれば、おそらくトルーマンはそれだけで大統領を罷免になったであろう。そういう意味でも原爆を避けるのは米国の国益を最大限優先させるべき大統領職としてはオプションになるはずがなかった。」

        その通り。「あらゆる国の政策はその国の国益を最大にするために構築される(べき)」そのためにアメリカ合衆国がよく使うのが「正義、自由、民主主義、世界平和」というスローガンな訳です。無邪気にそのスローガンを額面通りに取るのは、当たり前ですが非常に危険です。

        もっとも、この「国益」という言葉も、特定の人々の利益を最大にするための道具としてよく使われるスローガンなんですけどね。だからこの言葉も無邪気に額面通りに受け取るのは実に危険です。個人レベルまで「結局誰がどう得をするのか」とブレークダウンして考える想像力がないといかんということでしょう。

        # もちろんその時考えるのは「自分と自分の大切な人々にとってどうなのか」ということです。

        親コメント
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