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nidakの日記: 世田谷区 4

日記 by nidak

とある家のお父さんが、長年勤めている会社でようやく
課長に昇進し、給料も増え、これから先のことに対して
明るい兆しが見えてきたと感じていた。
奥さんはパートで働き、高校生になる娘もいる。そんな
彼の家族も、彼の昇進を心から喜んだ。

しかし数日後、彼は交通事故で死ぬ。
ああ、これで残された家族はどうやって生きていけば
いいのだろう?そんな思いが彼の心の中に広がる。

天国にいる彼は、自分の家族が彼の死への悲しみも
そこそこに、なんとか暮らしていることを知る。
彼の奥さんはフルタイムで働き、娘も奨学金を使い、
国立の大学に入った。

その後、彼の奥さんは別の男性と再婚し仲睦まじく
しあわせにくらし、娘は娘で将来性のある職に就き、
人生を楽しんでいる。

そこで彼は気づく、自分はいてもいなくても同じ存在
なのではなかったのか?と。自分の存在価値とは何で
あったのだろうか?と。

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別の男性の話をする。

とある会社の、これまた、とある部署のマネージャー
の話だ。彼は部署の中でも特に仕事が出来る存在で、
周りからの信頼も厚く、また、トラブルが起きた時も
多くの場合、それが何事もなかったかのように処理する
ことが出来る手腕を持っていた。

そんな彼が異動で別の支店に行くことになった時には
その会社の誰もが、あの部署はこれから大変なことに
なる、と不安を募らせた。

一ヶ月が過ぎ、数ヶ月が過ぎ、実際にその部署がどう
なったかというと、彼がいた時と変わらなく仕事を
こなし、部署の売り上げも以前と変わらないか、心なし
上向きになっている。

その会社の、彼のいた部署を除く誰もが、拍子抜けした
気分を感じたという。そして、彼の今までの存在価値と
いうものに対しての疑問が残った。

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  • by visha (779) on 2004年11月30日 12時57分 (#659569) 日記

    実際問題、「その人じゃなきゃだめ」なんてことはほとんど皆無なんじゃないかなぁ。いなきゃいないなりに成立するものだと思うし、家族も組織もそうあるべきだと思うし。もちろん、そうではなかった例もたくさんあるのだけど。

    # 自分がいなくても成立することをもって自分の存在意義を疑っちゃうのも何だかなー、自意識過剰なんでは? と思う。

  • by Anonymous Coward on 2004年12月01日 16時45分 (#660139)
    彼は、娘を残した。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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