nidakの日記: 農業が完全自動化した後は? 2
機械化については、完全な機械化が望ましいと思います。それこそ工場は無人でもOKなくらいのオートメーション化で。じゃあ、農業にかかる人間の数が少なくなって、失業者が増えるじゃないかって?知るか!!
いや、例えば工業化によって新たな職業が生れてきたし、馬車をやめて車が作り出された時、馬を育てる人々は自動車を作る工場で働くようになったし、HERMESは馬具の需要が減ったので、馬具作りの技術を活かしてカバンを作り出した。他の馬具職人が別の仕事に流れる中、自分たちの培ってきた馬具作りの技術をカバン作りへ応用して生き残りを行った例となってます。
また、コンピュータやそれを繋ぐネットワークの発達でオフィスワークだけでなく物流等も能率化され、新たなビジネスモデルも生れました。TVが独占していた巨大な企業の広告費は、いまやウェブ上にも流れて来ています。Googleが妙に儲かるのもそれらの広告費のお陰です。それによって多くの優秀なエンジニアを雇い、雇用を作り出すことも出来ています。
これらの生産技術の発達は、それぞれが新たな雇用を生んでいるわけですから、農業が自動化されたところで人間の世界ってのはまた新しい仕事を生み出し、一定のバランスを保つと思われるわけです。
それが証拠に年々世界の工業は減少傾向にあります。Alliance Capital Managementによる20の主要国を対象にした経済研究によれば、1995年から2002年の間にかけて、2,200万以上の工業職が消えたという事実があります。アメリカが最大の喪失者ではありません。アメリカでは11%の工業職が失われました。一方、日本では16%、そしてブラジルでは20%が失われています。もっとも大きな驚きは中国でしょう。中国は世界でもっとも早く工業化が進んでいる国ですが、工業職の15%を失っています。何が起きているかと言うと、高い生産能力が次々と生れている状態なわけです。そしてこれは蒸気機関の発明以前から、歴史を通じて人間が行って来た行動なわけです。生産能力はどんどん向上し続け、それに携わる人々の仕事を奪って行きました。一方で新たな仕事も次々と生れているのです。工業職が減少している中国で、失業者が溢れて困っているか?と言うと、実際はそんなことはなく、中には2009年には中国の労働者人口は労働需要を下回るので、労働者を海外から輸入しなければならないという話もあります(日経BPnet記事)。
なので、何かを劇的に改善することを恐れてはならないと思います。一つの産業を一気に潰してしまっていても、人間は食べるために脳みそを働かせ、また新たな産業を築いて次々と発展して行くことでしょう。
で、その発展をさらに促し、今後の明るい未来を築くためにも、日本は農業を自動化してしまうべきなんじゃないか?と思うわけです。流通コストも道路公団を民営化せずに、法律に則って高速道路が無料化していれば、地方の安い土地にどんどん生産拠点を作って生産コストを下げ、強い国際競争力も生み出すことが出来たかもしれないのに、政府の決定は変な方向へと流れて行きました。地方で野菜を作っても安く全国へ流通できたでしょうに。まったく。って余計な話ですが。
ここで最初の農業の自動化で農家の人はどうなるの?という酷く当たり前な悩みは、知るか!といっても十分解決できることとなります。人間は、何が起ころうとも勝手に解決策を見つけて、文明を発展させていくことが始めからプログラムされているのです。すーばーらーしーいー。
つまり、こういうこと? (スコア:1)
担い手 (スコア:1)
農家の高齢化と後継者難に対する人間味の無いドライな解決策ですね。ビルの空きテナントに入居できる形で実現できると面白そう。
注文を受けてから収穫する八百屋なんて出来たら「タイヤの無い自動車」より未来的で素敵だなぁ。