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noriyuruの日記: ネット・ストレージ サーバーサービスの明後日

日記 by noriyuru
 ネット上のストレージを貸し出すサービスがある。その今後を考える。

 『ネット=いつでも、どこでも接続できるもの』を意味する今、会社で必要になれば設置サービス。家族で必要になれば家電製品。個人で仕事上必要ならば自前で装置用意。装置の小型化、ストレージデバイスの大容量化、それらの低コスト化を考えれば不特定多数を相手にサービスするサーバービジネスは―

 ネット・ストレージ装置が一人あたり一万円を切ったとしたら? 少なくともミニコンポを買うような感覚になるだろうし、企業用は高価だがアプライアンスサーバーとして販売されるだろうから導入の手間は減る。

 宛のない未来。タダの空想。

 サーバービジネス側の逆襲を計画してみよう。ポイントは容量と価格だ。
 貸し出し容量は実はそんなに大きくなくてよい。なにせ、個人使用であることに注目してほしい。仲間に公開などは実はできなくてもよい。反論はあるかも知れないが元々何のために借りるのか、だ。サービスは媚びる事を意味しない。
 少人数への公開はストレージではなくデリバリーになる。これに関しては別途料金をとるか、無料でサービスするにせよユーザーがどう解釈しようと提供者は別の概念であることを意識する必要がある。もっともネットーワークの概念空間ににデリバリーという考え方があるか疑わしいが…
 次にコストについて。ライバルは円にして4桁台でサービスを提供してくる。しかも、支払いは一度きり。対抗策は一度きりの支払いにするか(商習慣的に無理だろう)、単位時間当たり空気のような価格で提供することだ。1年あたり3桁台の価格でどうだろう?
 次に可能性を検討しよう。ストレージデバイスは1Gバイトあたり年100円で管理とする。ハウジングと回線コストは合計で月200万掛ける。1人1Gバイトあたり年800円で提供するとして、3万5千人の会員を集めれば収支0円である。3万5千人*1Gバイトは35Tバイト。400GHDDにして88台分。これをRAIDで二重化すると176台。想定のハウジングは1ラックまるごとなので、1Uあたり4台で44Uでギリギリ入る。

 面の皮用算ではあったが、むしろ何とかなりそうであることは分かった。最初の一撃のコストが高すぎるし、そのつど予備資金が調達できない日本においては開始するのは不可能に近い。もっとも日本で不可能な理由は顧客は自前で用意のほうを選択したがっているからでもあるが…
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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