norizinの日記: 月
日記 by
norizin
生理がきてしまった。今月も赤ちゃんができなかった。
私の中には、幸せ家族計画も、あせりも、義務感みたいなものも無くて、「できればいいなぁ」ぐらいの気持ちしか無いけど、周囲の「まだ?」には密かに傷付く。
アリンコと結婚する前、中絶したことを、どうしても思い出してしまう。
人間が生きていく上で、少なからず、何かしらの、誰かしらの生命を犠牲にせざるをえないんだ、とか。
どん底だった当時でも、いつかはこの痛みが薄れ、ともすれば忘れてしまえることはわかっていて、案の定、今は何も無かったかのように日々暮らし、ふと思い出すことがあっても、心が痛まない自分の自然治癒力に感心してみたり、とか。
そんな風に、強く、鈍く、図太く生きているはずなのに。
こうして子供ができず、罰が当たったのだ、と考える度、目頭が熱くなる。
(でも泣きたくない。安易な涙なら無い方がいい。)
例え子供に恵まれても、負い目を感じて、愛せないんじゃないか、とか、
いや、二人分の愛情を注ぐのが供養になるんじゃないか、とか、
いや、それは、単なる自己満足なんじゃないか、とか、
頭の中をグルグルグルグル。
なるようにしかならないし、例え自己満足でも、恨まれているとしても、子供が生まれたら、その子を精一杯愛することしかないんだよね。ただ、こんな私の因果がその子に廻らなければいいなぁ。
私の中には、幸せ家族計画も、あせりも、義務感みたいなものも無くて、「できればいいなぁ」ぐらいの気持ちしか無いけど、周囲の「まだ?」には密かに傷付く。
アリンコと結婚する前、中絶したことを、どうしても思い出してしまう。
人間が生きていく上で、少なからず、何かしらの、誰かしらの生命を犠牲にせざるをえないんだ、とか。
どん底だった当時でも、いつかはこの痛みが薄れ、ともすれば忘れてしまえることはわかっていて、案の定、今は何も無かったかのように日々暮らし、ふと思い出すことがあっても、心が痛まない自分の自然治癒力に感心してみたり、とか。
そんな風に、強く、鈍く、図太く生きているはずなのに。
こうして子供ができず、罰が当たったのだ、と考える度、目頭が熱くなる。
(でも泣きたくない。安易な涙なら無い方がいい。)
例え子供に恵まれても、負い目を感じて、愛せないんじゃないか、とか、
いや、二人分の愛情を注ぐのが供養になるんじゃないか、とか、
いや、それは、単なる自己満足なんじゃないか、とか、
頭の中をグルグルグルグル。
なるようにしかならないし、例え自己満足でも、恨まれているとしても、子供が生まれたら、その子を精一杯愛することしかないんだよね。ただ、こんな私の因果がその子に廻らなければいいなぁ。