総務省から、デジタル放送に関連したパブリックコメント募集が何件か出ている。

「通信・放送の総合的な法体系について（中間論点整理）」に対する意見募集 （締め切り7月14日）

放送システム委員会報告（案）に対する意見の募集
（衛星デジタル放送の高度化に関する技術的条件）　（締め切り7月24日）

「地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に向けて行政の果たすべき役割」（情報通信審議会 平成16年諮問第8号　第5次中間答申）に対する意見募集の実施 （締め切り7月31日）

ダビング１０とB-CASという複製妨害制度、著作権制度や通信と放送の法律的区分に起因するテレビ番組のインターネット配信の障害、配信地域制限など、あまりに硬直的な著作隣接権の運用によって、利用者の権利が制限されている現状に対して、利用者側の意見を述べる数少ない機会である。ぜひ、理不尽な制限をとりのぞき、欧米なみのデジタル番組配信を実現するように、日ごろ組織されないコンテンツ利用者の声を届けよう。

日社夢工房の山手線“駅メロ”目覚し時計なるものが、Engadgetに紹介されている。
  山手線一周がちょうど60分(実際は61分ではないかと思うが)であることを時計の文字盤と対応させている。さらに驚くのは、そこからリンクされているYamonote Clock。時計の針だけではなく、編成番号つきの山手線列車約30編成の路線上の位置が刻々更新されて表示されている。もし、これが本当に列車の位置を示すものだったら、ぜひ、山手線の駅のホーム上に表示してもらいたいものである。

ロックバンドQueenのギタリストにして名誉理学博士、王立天文学会会員であり名誉大英勲章第三位をもつ Brian May のブログの3月17日のエントリーに太陽のステレオ写真が載っている。NASAのミッションSTEREOのプレス発表画像をもとに、Brian自身がステレオ写真に仕立てたらしい。史上初の紫外線太陽立体像は大迫力。本当に球に見える太陽からプコロナが噴出している様子がはっきり見える。こちらの写真では、月食の月が太陽の前に浮いている。

ニューヨークタイムズの記事によると、プリンストン大学にあった超能力の研究室が閉鎖されたとのこと。
主宰者は、元工学部長でジェット推進の権威だったというジャーン名誉教授、マクダウェル氏(航空機会社創立者）からの寄付など潤沢な資金で念力などの実在を検証した、とされるが、科学者からの反応は、(当然ながら）冷ややかで、納得させる結果はなかった。プリンストン大学の恥さらし、との評判もあったらしい。

engadgetの記事によると、プレイステーション3の北米版公式サイトのフラッシュ・ムービーにアップルのロゴが一瞬、現れるようになっていたとのこと。すでに公式サイトのページは差し替えられているが、この問題を先に報じたjoystiqサイトからのリンク先には問題のバージョンが保存されている。フラッシュの素材を流用(盗用?)したのが原因ではないかという説も出ているが、SONYの公式の説明はまだ出ていない模様。

ITmediaの記事によると、HPの逆ポーランド式関数電卓H12Cの25周年記念モデルが売り出されるとのこと。
　疑問なのは、どれだけ需要があるのだろうかということ。RPN電卓は、1980年代には技術オタク必携の雰囲気があったけれど、今、実際にどれだけの人が使っているのでしょうか。
それに、財務計算に特化したH12Cというのも微妙。利息の計算よりも三角関数のはいったH11Cの方が技術者には受けると思うのですが。

本家筋経由、ウォールストリートジャーナルの報道によれば、あおぞら銀行（元・日債銀、経営破綻後、ソフトバンク、オリックスによる資本導入の後、外資によって普通銀行に転換）は、2300台のデスクトップPCをほとんど全てMacに転換するとのこと。大学や公的機関はともかく、ビジネス界では世界的に前代未聞のこと。Intel採用で、本当にAppleはシェアの巻き返しを図れるのか？

ITmedia ニュースによると、Appleのソフトウェア最高責任者アビー・テバニアンがApple社を離れるという。カーネギーメロン大学におけるマイクロカーネルOS Machの開発者、そしてAppleを飛び出したジョブズの興したNeXT社に加わってNeXTstep を開発、ジョブズの復帰とともにAppleに加わってからはMacOS X 開発の中心人物として、この20年間にわたって、ジョブズの売り込む革新的コンピューターソフトウェアを支えてきた。 　Mac OS X の将来に対しては大きな不安材料である一方、Appleという制約から解き放たれてどのような新技術を見せてくれるのかという期待も高まる。

asahi.comの報道によれば、東京証券取引所の清算システムは、10年前に導入した日立製メインフレームで、一日分の取引内容を記録するハードディスクの容量で取引件数の上限が決まっているという。システムの貧弱さが断片的に報道されていたが、10年前の機材でネット取引の時代に対応できると考えていた証券取引所に日本の経済が頼っていることに唖然とするのは私だけではあるまい。

ITmediaや PCWatchのの報道によれば、マイクロソフト最高技術責任者兼米Microsoft副社長の古川享氏が6月30日付で全役職を退任し、同社を退職するとのこと。PCWatchの記事では、マイクロソフト広報が「古川氏がこれまで重要な役職に携わっていたこともあり、退職したことは残念に思っている。ただ、同氏は今後もマイクロソフトと提携、協力していくとコメントしており」とコメントしているとのことで、ハンバーガーやコーラではなく、コンピューター業界で活動を続けるものと思われる。自分でベンチャーを立ち上げるか、ヘッドハンティングされたのか、注目される。MS株で大金持ちになっているはずの古川氏のこれからをみんなで予想しよう！

(解答例)
（ア）ベンチャー支援の"Angel"になる。
（イ）自分でベンチャー企業を立ち上げる（どんな？）
（ウ）コンピューター部門てこ入れのため SONYに乗り込む
（エ）Apple（またはアップル)に乗り込んでIntel対応担当
（オ）自分が共同創業したASCIIに乗り込んで再興