numaの日記: 「奇談」
日記 by
numa
- 「奇談」 (新宿オスカー)
昨日,ああいうことをいっておきながら,今日もこういう映画を観ている.病気だな. 原作は諸星大二郎の妖怪ハンター・シリーズ「生命の木」である. 前に「ヒルコ」が沢田研二主演で(十数年前に)映画化されているので, これが映画化第2作ということになる.
お話は30年以上前の1972年の話という設定になっている. まあ,現代の話というにはあり得なさすぎるのだろうけれど, 30年前だったらありそうだったかというと,そういうわけでもないような. 稗田礼二郎役は阿部寛で,原作とは外見は違うけれど, 「トリック」などの活躍を見れば適役である. 主演の女の子は藤澤恵麻ちゃん.昔風の役だけど,問題なくはまっている. (って,これは褒め言葉なのだろうか.)
内容は,隠れ切支丹の伝説と神隠しが絡む内容で, 宗教的にはとてもやばいお話である. やばさ加減は数年前の「自殺サークル」以来だな. こういう作品が観られるとは,日本に生まれてよかった. でもまあ,小規模の公開にとどまっているから公開できているのかもしれない. あの「獣人雪男」や「恐怖奇形人間」だって,名画座だけなら公開できるのだから.
映画館を出ると,歌舞伎町のコマ劇場前でなにやら大量の人が集まっていて, 旗を振って騒いでいた.交通整理で警官が出ていたくらいだから, それなりの人数が出ていたのだと思う. よく分からなかったけれど,なんだか気味悪くなってそこから離れた. 「ぱらいそさ行くだー!」とか言い出したらと思うと怖かったのだ.
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