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numaの日記: 「赤い文化住宅の初子」 (渋谷シネ・アミューズ)

日記 by numa
  • 赤い文化住宅の初子 (渋谷シネ・アミューズ)

    中学生の初子はお兄ちゃんと二人暮らし。家はとても貧乏で、初子はいつも苦労している。 しかし、それにも慣れてしまったのか、不幸を嘆き悲しむわけでもなく、普段から醒めた顔で淡々と暮らしている。 「赤毛のアン」を読んで、「この話は、実はすべてアンが見た夢なのかも」みたいなことを考えたりする。 そんな初子に、次々と不幸が降りかかる……という映画です。 文化住宅の「文化」って、日本国憲法に出てくるような意味だったっけ。

    昔はクラスに何人かは貧乏な子がいたもので、中学を卒業してそのまま働きに出るというのも珍しくはなかったけれど (多くもなかったけれど)、 最近はどうなんでしょう。 同類が何人かいれば、ある意味、気が楽かもしれないけれど、一人だけだとつらいだろうなあ。 初子も高校進学したいとは思っていたのだが、やっぱり経済的に許されなくて、進学できなくなる。 それを、同じ高校に行こうと約束していた友達に言い出せない……。それは、やっぱりねえ。 そういうことを平気な顔で言えるようになるには、相当に修行が必要です。 達観したような顔をしていても、なかなかできるものじゃない。 言えない初子ちゃんが可愛くみえましたよ。

    どんどん不幸になっていく切ない話ですが、むやみに暗くならないのがいいですね。 といっても、無意味に明るくも元気でもないのですが。 多少は救いもありますし。 (「怪獣使いと少年」にでてくるパン屋のお姉さん程度には。あ、もうちょっとはあるか。)

    キャストは初子が東亜優(思わず「とうあ・ゆう」と読んでしまったが、「ひがし・あゆ」だそうな。「東」に「亜」とくりゃ「とうあ」って読むよ、普通。健気でした)、 やさぐれたお兄ちゃんが塩谷瞬(ハリケンレッド)、 やる気のない担任の先生が坂井真紀(とてもエロいので、別の人だとばかり思っていた)。 大杉漣が途中ででてきておいしい役をひっさらっていったりします。 方言指導で佐倉萌とあったような気がしたが広島出身なんでしょうか。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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