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numaの日記: 1/250 防護巡洋艦「靖遠」

日記 by numa

お久しぶりの、中国製モーターライズ艦船模型ネタです。バックナンバーは次の通り:

今回は、日清戦争で活躍した北洋水師の防護巡洋艦 (Protected Cruiser) 「靖遠」のキットで、お馴染み正徳福模型 (Kitech/Zhengdefu) の製品です。門前仲町のピンバイスにて入手しました。

List of Ship Kit ReviewsZhiyuanの項にも書かれているように、この艦はもともと英国Armstrong Whitworth社のElswick工場で製造され、世界中に売られた(でも英国海軍は買っていない)Elswick Cruiserと呼ばれるもののひとつで、日本海軍の「浪速」や「和泉」とは姉妹艦のようです。この艦自体にはとくに興味があったわけでもないのですが、改造のベースに使えるのはいいかも。

さて、スケールは1/250、というより、33cmという全長で作ったらそういうスケールになった、というべきでしょう。ちなみに、同社からは、やはり全長33cmで「鎮遠」(スケール表示は1/300)も出ています。ところで、この「鎮遠」のキット、ヨーロッパの会社から輸入されたものが、「19世紀ドイツ製戦艦」*1というタイトルで一万円以上の値段を付けて売られているのですが、私なら、これに1500円以上の値打ちはないと思いますな。

「甲午戦争(日清戦争)百周年紀念」で開発されたものらしく、ということは15年前の製品ということになります。現在でこそ世界的にトップクラスの製品を出すようになった中国模型業界ですが、当時はまだまだで、細かい部品などは太くて不格好で、なんとも時代を感じさせられます。

素直に作ると、なんとも悲しい気分になりそうなので、相当手を入れることになるでしょう。そこまでするなら、やっぱり改造か。前述の通り、「浪速」「高千穂」「和泉」あたりならなんとかなりそうな。まあ、資料がないけど。あるいは、資料がないことを逆手にとって、この際、完全な架空艦にしてしまうか。HMS Thunder Childとか、面白そう。

さて、モーターライズで水上を走るプラモデルなので、電池の出し入れをどうするかが一つの課題となるのですが、このキットでは、これを、なんとも大胆に解決しております。 以前に紹介したソブレメンヌイや、中盛行 (Trumpeter) の1/350現用艦のキットでは、上甲板全体を取り外し式にしていたのですが、これは、それとも違います。

このキットでは、ニチモの30cmシリーズ同様、船体のパーツが喫水線のところで上下分割されている(そして、上半分がグレー、下半分がレッドでモールドされている)のですが、なんと、その分割線は接着せずビス止めにしておいて、必要になったらビスを外して電池交換するのでした。おいおい、本当に、ほんたうに、ほんとーに、大丈夫かよ。中国人大胆すぎ。

*1: 正しくは 1/300 German Imperial Navy Warship (1870s-1900s) という名前で、11,025円(税込み。モケイラッキーベイフォート調べ)でした。

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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