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oddmakeの日記: ブックレビューなど 2

日記 by oddmake

uruyaさんには遠く及ばないのですが、ブックレビューなどを。
ネタバレにはならないように気をつけるつもりですが、なってしまったらスマソ。

『時砂の王』 小川 一水
『老ヴォールの惑星』も面白かったけど、このお話も面白かったです。
ラストまで楽しめました。感動。
時間SFです。超歴史改変しまくりであります。

『複葉の馭者 バーンストーマー』 笹本 祐一
「紅の豚が出てきてから、もっとこの分野が日本でも流行っていろんな資料が日本語で出てくるかと思ったけどそうでもなかったねー」などという感慨が作者さんにはあるようです。
大戦間のヒコーキ野郎の話です。この時代の航空機はまだ原始的でも美しい複葉の航空機もあったりしますよな。そういう話です。
時代描写もなかな。

『海を見る人』 小林 泰三
短編集ですな。
『独裁者の掟』、『キャッシュ』、『天獄と地国』、『門』あたりが好きな感じかな。どの話もいいけど。
『独裁者の掟』は以前別のアンソロジーで読んだことがあります。SF的にも物語的にも良かったと思いました。ちょっと哀しい・・・。

『キャッシュ』はSF的にも物語的にも良かったと(ry
あなたの大事な人の「大事」とは、いったい何なのだろう?とかなんとか言うようなことを考えたりしたけどうまく言語化できない。

『天獄と地国』はSF的にも物語的にも良(ry
文字通り上下逆さまの世界です。頭の上に地面があり、下には無限の宇宙。
でもこの話についてはレビュアーの向井さん作品解釈を間違ってないかしら。物理計算は正しいのだけど、作中の神話伝承の意味やら仲間の思い出話やメッセージの意味やら何より登場人物にとっての上下の感覚が良く読めてないような気がした(これ以上語るとネタバレになってしまうが
地国があってもそれが素敵な国とは限りませんけども。

『門』はボーイミーツガールがあったりしてSF。ラストにオチもついている。

・・・なにやら本自体のラストにもオチがついていますが。
パラレルワールドなのですね。
短編中の物理学の範囲ではそういう現象は起きないようですけど、その時点で人類に明らかになっているより高度な物理学が本当は必要だったということですかな。
それにしてもトゥルーエンディングの世界は無いのかしらん(無さそうだな

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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