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okayama500の日記: ブランドってなんだろう?(4)商標に限った話では 2

日記 by okayama500

前回「ブランドってなんだろう?(3)」で述べたことは、商標に限っていない。だからブランドとは少しかけ離れた印象を受けた人もいると思う。

しかし、先の定義に「商標であること」を付け加えれば、立派に商標としてのブランドの定義になる。

商標について限定してブランドの定義を言いかえると、

ブランドとは、

  • 商標であること
  • 個人が心の中で見出す、ある種の理想的な像のこと
  • 像を見出す個人の生活をも変える力を持つ

となる。
こうすれば商標について成り立つので、ブランドと聞いたときに直感的に思い浮かぶものと一致すると思う。

これについてもやはり「有名であること」は条件に入れていない。

果たして「有名であること」をブランドの条件に入れなくてもいいのだろうか?

それには2つのことがわかればいい。

一つ目は、有名だけれどもブランドとして成り立っていないものがあることで、
二つ目は、無名だけれどもブランドとして成り立っているものがあることである。

以上の2つが証明されれば、「ブランドであること」と「有名であること」は関係ないことがわかる。

さて、一つ目の有名だけれどもブランドとして成り立っていないものの例は商標においても出てくると思う。

特に食品の場合、メーカー名で購入を決めている消費者は少ないのではないだろうか?消費者個人にとってみると、そのメーカーを知ってはいるが、知っていることがそのまま購入にまで結び付いていないので、消費者の生活を変えていない。したがってブランドではない。

二つ目の方が難しい。無名だけれどもブランドとして成り立っているものは果たしてこの世に実在するのだろうか?

無名だけれどもとあるのが難しい。無名なものを私が知っている確率はかなり少ない。

しかし、私個人の例でいわせてもらえば、マイナーだが自分にとってはブランドだと言いきれるものがある。

インディーズレーベルである「BENTEN」である。このマークがついているCDは取り合えず期待できる。あとはジャケットとバンド名さえ気に入ればCDを購入する。私は「BENTEN」をカッコイイと思っているので、「BENTEN」に対して理想的な像を持っていることになる。CDを買ったときには私の生活をも変えたことになる。ついでに言えば「BENTEN」は商標なので、商標であるブランドの条件をみごとに満たしている。

「BENTEN」ブランドを知っている人はあまりいないように思うので、有名ではないがブランドである例として取り上げさせてもらった。この際、音楽ファンは別である。

これで2つの問題を解決したので、「有名であること」と「ブランドであること」は関係がないことがわかった。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by wosamu (4952) on 2001年12月02日 19時53分 (#43127) 日記
    >・商標であること
    >・個人が心の中で見出す、ある種の理想的な像のこと
    >・像を見出す個人の生活をも変える力を持つ
    ある意味ブランドが非常に個人的なものであるという意見は良くわかります。
    自分だけの体験に起因する自分だけのブランドというものは確かにあると思います。
    ですが、
    >・個人が心の中で見出す、ある種の理想的な像のこと
    これには異論があります。
    例えば僕はsonyに対して
    ・先進的
    ・スタイリッシュなデザイン
    等のイメージを持っていますが、これは僕の心の中の理想の像ではありません。
    例えば毎日使うPCでは特に先進的な機能は必要ないし、スタイリッシュなデザインも必要です。
    PCであれば僕の場合は「堅牢な」、「枯れた」とかいったイメージの方が寧ろ理想に近いです。
    だからといって雪印もsonyもブランドではないかというとそうはおもいません。

    というわけでブランドの条件としては以下のようなものがあげられると思うのですけどいかがでしょう?
    ・少なくとも対象とする購買層に一定以上の知名度がある。
    ・製品や広告戦略、企業戦略などに一貫した主張がある。
    そしてもちろん、
    ・商標である
    ということはあるでしょう。
    • 返信ありがとうございます!
      少し書きこむのが遅れました。

      結論は、ブランドとは何か?という定義の問題をやってるので、
      考える人によって定義は違うのだと思います。

      一般的に考えられているブランドのイメージは
      wosamu さんの考え方に似ていると思います。

      要はブランドを捉える立場の問題ではないでしょうか?

      私はブランドを、ブランドの影響を受けるイチ個人の目から見ています。
      (今後いろんな残る2つの立場から書いてみようと思っています)
      wosamu さんはブランドに影響を受ける人たちを、かたや集団で捉えて、かたや、ブランドで作り出す側から考えています。

      一つの集団を仮定してやると、「一定以上の知名度がある、ない」という考え方ができます。これは wosamu さんの、
      ・少なくとも対象とする購買層に一定以上の知名度がある。
      にあたります。

      それから、ブランドを作り出す側から見ると、
      ・製品や広告戦略、企業戦略などに一貫した主張がある。
      になります。

      そう考えると、wosamu さんの考え方が一方的に正しいように
      思えてきますが、集団が動くためには個人の心が動かなくては
      なりません。個人が動くから、集団が動きます。

      まだ思考中ですが、ブランドがブランドたる所以は
      個人の心の中にあるような気がしています。
      したがって、ブランドを「ブランドに影響を受ける集団で捉える」よりも、「ブランドを作り出す側から捉える」よりも、
      「個人の心の動きで捉え」た方が本質を突くように思います。
      これ以上は、いまのところまとまっていないので書けないです。
      これから書いていくうちにブランドについての
      考えがまとまればいいと思っています。
      親コメント
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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