okkyの日記: SOHO Raid
IDE/IDE HW Raid の安いもの(リンク先はあくまでも例) が出始めている。 しかもHot swap可能な機種で、2.5万円を切っている。 これが意味することは大きいと思う。
HDDは160Gbyteで9000円を切る値段になりつつある。 と言うことは、このような機械を使えば4万円で160GbyteのRaid1 Storageが手に入る、と言う事だ。 Raid1では5年ぐらいのタイムスパンの間にHDDが壊れる可能性を実質的に0にできる。
これで、事実上壊れる部品はCPU/GPU fan ぐらいになった。 と言うことは、SOHOなどで業務情報を保存するためのマシンが ハードウェア的に壊れる可能性は事実上0になった、と言うことだ。 当然、残っているのはソフトウェア要因だけになる。
システムソフトウェアの信頼性は旧来から問題だったが、
その主な焦点はハードウェア障害時などにおけるデータの復旧が
主眼だった。
また、これらのポイントに問題がある場合でも、
HW障害との区別を詳細にするのはコストがかかるため、
例えば実はファイルシステムが腐っているのであっても
「HDDが壊れました」
で済ませてきた事が多々あった。特に、コスト優先の安いシステムほどそうだ。
SOHO 向けRaidは、このような「甘え」の構造を叩き壊す礎になると思う。HWは事実上壊れる事は無く、壊れてもいきなりOSに影響を及ぼす事はない。であれば、OS,Middleware, Application などの不具合は、「それらの不具合として」露呈する。 HDDの破損ではなく、ファイルシステムの破損である事が露呈する。
まぁ、DOS+FATがこれに生き延びられないのは良いとしよう。
BSDは4.1の頃からずーっと叩かれ続けてかなり信頼性が上がっている。これも大丈夫だろう。
WindowsはNTFSになってからのファイルシステム破損例は本当に少なくなった。今の所、大丈夫だろう。
問題はLinuxだ。
ほとんどの人が同意しないが、私の知る限りLinuxのファイルシステムには深刻な同期書込み障害が、なんらかしら、どこかしらの形で存在している。
「おれは見た事がない」
という人の大半は20日以上連続運転していない人ばかりであてにならない。umountにバグが無ければ特に問題はなくなるからだ。
連続運転してもファイルが壊れなければ、連続運転してしまうのが人の業。
さて、BSDは信頼性の高いファイルシステムでLinuxから需要を奪えるのか、Linuxが高速にバグを直してしまうのか、再びWindowsが世界を席巻するのか…。楽しみではある。
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