okkyの日記: 定義と実装
日記 by
okky
天馬博士によって作られたアトムは、博士の一人息子そっくりに作られた。これはアトムの定義である。
しかし、手塚治虫によるアトムは何をどう見ても、明らかにロボットである。あれを人間と見間違えることは無い。
一方、浦沢直樹が描くPLUTOにおけるアトムは、まるで人間そっくりである。少なくとも手塚治虫の描画のように明確なロボット化は行っていない。
さて、ここで質問である。どちらが正しいアトムだろう?
もちろん、「オリジナル」は手塚治虫によるアトムだ。 しかし手塚治虫自身による定義に、より忠実なのは浦沢直樹のアトムだ。
同じことはLinuxにもいえる。 LinuxはPOSIXに準拠していると「定義」されている。 が、その実装はデタラメ八百である。 多くのOSがLinuxシステムコールもサポートするようになっているが、そちらの方がよほどLinuxの「定義」に対して正しく実装されている。
そんなときに、オリジナルLinuxに固執するのは愚の骨頂である。
PLUTOの2巻でアトムが動き回っているのを見て、 ふとそう思いました。
なお、本文中には敬称は省略してあります。
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