okkyの日記: 頭を使える人と使えない人
「あの人は頭がよいのに何で…」
という人は世の中にたくさんいる。「何で…」以降だけなら、私も当てはまるが。
自分が生まれたときから持っているはずの「脳みそ」も、背広と同様使いこなせる人と使いこなせない人がいるらしい。唯一違うのは背広と違って脳みそは「初心者だから高い目のものを…」とか、そういう取替えが効かない事だ。
で、これに関して一度ある人から聞いた話がある。
「オートバイのエンジンにも、高出力のものと低出力のものがある。高出力エンジンと低出力エンジンの違いは何か分かるか?
「高出力エンジンは、まずデザインが違う。高出力を出すための機能に溢れている。が、実はこれだけでは片手落ちだ。
「高出力エンジンは、高出力に耐えられるように材料等を選んで作らなくてはいけない。でないとエンジンが吹き飛んでしまう。その後ろにあるクラッチだのギアだのタイヤだのシャーシだの…そういったものも高出力に耐えられる必要があるが、何よりも最初にエンジンが高出力に耐えられなくてはいけない。
「高出力に耐えられるのにも種類がある。短時間だけ耐えられれば壊れてもよい、短時間しか高出力を出さず後は低出力でいる、高出力を出し続けられる状態に耐えられる、の3つだ。レーシングカー用エンジンは最初の奴だ。非常時用回路がある兵器なんかは2番目。BMWのような高級車は3番目になるようにデザインされている。
「脳みそも一緒。
「長生きを前提とすると、たまに高出力をかけるけれど基本的に低出力で生きていくか、常時高出力でまわし続けるか、どういう生き方をするのかで脳みそをどう鍛えるべきかは変わる。
「もちろん、年中高出力にするならその先も重要だ。車で言うギアボックスやクラッチもその出力に耐えられるものにしなくてはいけない。
「同様に、脳みそを高出力で動かし続けたいなら、生活をそれにあわせなくてはいけない。でないと、現実とのギャップに苦しみ続けることになってしまう。」
聞いた当時はフーンとしか思わなかったが、その後二十ん年間生きてみると、確かに。頭がよいといわれる人でも、生活にそれを生かせていない人は、結局破綻してぶっ倒れている。「普通の生活」であっても「それが皆が行うことで洗練されている」パターンがあるものだが、それを見抜けずに『自分の好きなように』やって自滅するのだ。
今日は背広に「着ていただく」必要があったのだが、ちょっとそういう事を思い出したり、考えたりしているうちに、出発の時間になるのでした。
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