パスワードを忘れた? アカウント作成
12521006 journal
日記

okkyの日記: 【問題】お前がCCCだったら、どうやって標的とする図書館を選ぶか考えよ。なるべくコストがかからない方が良い 5

日記 by okky

結構曖昧に書いてるのは、どうせ正解はないし、何を持ってコストと考えるかとかもいい加減だからですが…

武雄市図書館に続いて、海老名市図書館がCCC管理下になったら、蔵書が中古本中心のろくでもないものだったとか、色々悪評が高い。もちろん、CCCというかTSUTAYAというか、の非はそれはそれとして。一体CCCはどうやって
「そんなろくでもない運用をしても、事前に問題視されない地方自治体」
を連発で選ぶことができたのだろうか? という問題がある。

営業が足を棒にして売り込んでいって、たまたま見つけたのかもしれないが、それじゃ面白くない。どうにかして効率よく、腐った地方自治体を見つける方法があるんじゃないか?! それを考えよ、というのがテーマ。

逆に言えば、これを思いつき、実行すれば、CCCの先手を打つことも可能だろうし、部分的にであれ腐った地方自治体もみつけ放題、という訳だ。

で、今回は「どこかが腐った」ではなく「図書館運用が隙だらけ」な例に限定する。
成功例があるってことは そこには正解っぽい何かがある ってことだからね。

私が考えたのは次のような手だ。

隙だらけな地方自治体というか地方自治体配下の図書館というのは、おそらく高い確率で:

1) 予算が足りておらず、司書の能力に寄らず、その能力をほぼ全く発揮できない
2) 利用率が低い
3) 自治体における図書館の利用効率が問題視されている

という特徴があるのではないか、と思う。だから地方行政体からすれば「お荷物」扱いされている。利用率はどうせ低いから、どのように改造されても問題はない、というわけだ。

このような環境では司書は「利用率を上げる」事を必達目標として押し付けられ続けており、そのため本来の「市民に有用な資料を提供する」事ではなく、人集めに奔走させられる。具体的には流行作品ばかりを集める、ということになる。

が、流行作品は同時に複数の人が読みたい一方、その寿命は短い。結果として、予算は大量に消費するが、その割には品揃えは増えないし、短期に廃棄処分になるものが多くでてしまう。このような予算の集中投下は図書館の機能を狭め、長い期間にわたって利用している利用者の足を遠のかせる…という悪循環が発生している訳だ。

これは逆に言えば、「品揃え」をチェックして、最近の「流行モノ」ばかり置いてあり、技術書などの専門書の取り扱いが少ない(特に特定期間に出版された本の取り扱いが少ない)事、不足している本の内多数が読もうとしないであろう本を要望した時に却下されやすい(もう予算が残っていない)図書館を餌食にすればいいんじゃないか、と考える。

で、今時の図書館の品揃えは大抵オンライン上にある。
チェックする本も、何も全種類調査する必要はなくて、
- ジャンル
- 発行年月日
- 対象年齢
- ジャンル
- 入門的な本か、専門的な本か
の5種類の分類それぞれ大中小3つぐらい…だから3^5=243通りについて代表的な本を2,3冊づつ選んでおく。

で、まずランダムに選んだ図書館について、この243通りの中から20通りを選んで、それぞれについて1冊、サンプル本を選ぶ。で、各図書館に20冊の所有の有無と、無い場合はリクエストできるかどうか、調査する。大抵の場合はオンラインで所有の有無は調査できる。

こうして得られた情報を元に、コンジョイント分析を掛ける。図書館をクラスタリングするのだ。で、その中から既に述べたような図書館の特徴が無いか調べる。当該クラスタの重心を「腐敗中心」と想定する。

クラスタリングが終わったら、今度は全国津々浦々にある図書館について、在庫を調べる。今度は「無かったら入れてくれるか」は調べなくていい。在庫の特徴だけで近似できるに違いないからだ。で、先のコンジョイント分析の結果に放り込んで、その図書館の「腐敗中心からの距離」を求める。

後は、腐敗中心に近い図書館に集中して営業を投下すればいい。

もし、CCCがこの方法を使っていたとしたら…きっと武雄市や海老名市は、腐敗中心に近かったのに違いない。

この議論は、okky (2487)によって ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...