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omotiの日記: 「ガマの毒」で身守る=ヤマカガシ、餌から取り込み利用-京大など日米チーム発見

日記 by omoti

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070130-00000025-jij-soci

「ガマの毒」で身守る=ヤマカガシ、餌から取り込み利用-京大など日米チーム発見

「ガマの毒」で身守る=ヤマカガシ、餌から取り込み利用-京大など日米チーム発見

1月30日8時1分配信 時事通信

 日本の野山に多いヘビのヤマカガシは、ヒキガエル(ガマガエル)を食べてその身体から分泌される毒を体内に取り込み、首の特殊な器官に蓄えて身を守るのに利用していることが分かった。米オールド・ドミニオン大や京都大などの日米研究チームが30日までに実験で確認した。論文は近く米科学アカデミー紀要の電子版に掲載される。
 この器官は頸腺(けいせん)と呼ばれ、頭の後ろの骨の両脇に十数対並んでいる。約70年前に発見された際には機能が不明だったが、京都大の森哲・助教授らが10年前から調べた結果、ワシなどに襲われて急所の首をつかまれた際、毒液を放出して撃退するのに使うことが分かった。 

最終更新:1月30日8時1分
時事通信

http://www.21photo.jp/hebi/page4-2.htm
スネークウォッチング②:

  ●ヤマカガシの毒について(引用)-----------------------------
毒蛇の毒性に関して、確かに一般には神経毒と出血毒に分けてあることが
多いのですが、実際にはこの2つには分けられません。生物毒素に関して
日本語で書かれたたぶん最初の専門書(蛋白毒素)の中にも、もう1つ心臓
循環系への作用があげてあります。
ただ、実際にはこの3つに分けるのも無理があり、コブラ科の毒蛇でも壊死
や横紋筋の融解、心臓への作用をもっているものも多くあります。
また、出血毒を持つクサリヘビ科のヘビでも神経毒を含むものも多く、また、
循環系への作用も持っています。ニホンマムシの毒にも神経毒は含まれて
いて、複視(ものが2重に見える)が現れます。中国のマムシ(タンビマムシ:
以前は漢方やマムシ料理に使われていました)の毒は神経毒作用が強く、
呼吸麻痺が死亡の大きな原因です。このように毒の作用で毒蛇を分けるこ
とは、ほとんど不可能で、また、その逆も同じです。

ヤマカガシの毒に関しては、主な作用が血液凝固作用で、血管内で血栓を
つくります。コブラ科やクサリヘビ科のヘビの毒のほとんどは溶血作用を示し
ますが、ヤマカガシの毒は溶血作用はほとんどありません。ただ、症状とし
ては溶血が見られます。
これは、血栓で細くなった血管を赤血球が通る時に壊れるためです。これが
褐色尿(ヘモグロビン尿)としてみられます。。
また、腎で血栓が詰まることによって、急性腎不全をを起こします。
ちなみに、ヤマカガシ咬症では痛みも腫れもありません。そのため咬まれて
も毒が入っていないと思い、数時間から1日ほど経過して持続性の出血が
起こり、それに気が付いて病院へ来ることが多かったので、来院まで時間が
長かったのですが、近年ではヤマカガシも毒蛇であることが知られてきたので、
症状が出ていなくても病院へ来るようになりました。

血清に関しては、旧厚生省の研究班で新たにヤマカガシ血清を試作し、完成
した2001年にちょうど埼玉で重症例があり使用しました。それからしばらくなか
ったのですが、今年は2例咬症があり、1例が重症例でした。この症例も中学
生でしたが、血清を使用し、顕著な効果を示しました。1例は軽症でした。

(財)日本蛇族学術研究所主任研究員  
堺  淳(毒蛇咬症の病理、治療)
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さらに、ヤマカガシには首の背のあたりに頚腺(けいせん)と呼ばれるものが
十数対あり、ここを強く押すと皮が破れて毒液が飛び出す。これは主に自衛
用で敵に首を噛まれたり、捉まれたりしたときに使う。毒液が目や口に入る
と炎症を起こす。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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