カルティエがiPhoneアプリを巡りアップルを提訴(その後取り下げ) 33
5月22日、フランスの高級ジュエリー/時計メーカーであるカルティエが、iPhone向けのサードパーティ製時計アプリをめぐって米国アップルを訴えた(AppleInsider、Boston Globeの記事)。ただし、Appleが問題のアプリをApp Storeから削除したため、カルティエは同日中に訴えを取り下げたとのこと。
問題となったのは、Digitopolisが開発した「Fake Watch」「Fake Watch Gold Edition」というアプリで、“有名な腕時計のデザインを模した”表示を行う時計アプリだったとのこと。ここにカルティエの商標やデザインが無断使用されていたことから、今回の問題が起きた。アプリ削除によってカルティエ側は不問に付すことに決めたようだが、先月にはiPhoneを振って画面上の赤ちゃんを泣き止ませるアプリが物議を醸し、削除される事件も起きており、AppleInsiderではApp Storeの承認プロセスが十分なのかどうかに疑問を投げかけている。
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