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patagonの日記: 本 バカの壁/養老 孟司 (著)

日記 by patagon

読了。
バカの壁/養老 孟司 (著)
新潮社 ; ISBN: 4106100037 ; (2003/04/10)

300万部突破したそうだ。読みやすくまた内容も悪くないのだが、読み始めた
ときはこれで300万部か?と思った。タイトルに釣られた人が多く、それに伴
うベストセラーの相乗効果でさらにヒットしたのかなと思った。(実際そうな
んだろうけど)しかし読み進めるうちにその考えは変わった。

著者の言いたいことは
・ちゃんと睡眠をとって、ちゃんとご飯食べて、適度に体を動かしなさい。
・他の人を思い、考えなさい。他の人の気持・考えが理解できるようになりなさい。
・現代人は都市の中で頭でっかちの生活をしている。もっと自分の体で感じ、体を動かし、
自分でアウトプットしなさい。

書いてあることは至極当然、普通のことなのだ。しかし改めて著者が書かねば
ならないように、そしてベストセラーになるということは、私達がその当然・
普通のことをいかに実行できてないかということを示しているのだろう。

高校入学してすぐの頃の自由作文で「(テロ、紛争の原因となることが多くて)
他者を認めない宗教に嫌気がさして、宗教なんてなくなればいいのに」と書い
た。しかしその後、宗教にしかすがるものがないという人たちを見て、宗教で
しか救えない人たちもいるのなら、宗教というものも必要(悪)なのかなと思う
こともあるが、基本的には他者を認めないことには始まらないと思っている。
著者の多神教、自然宗教に関する考えには共感できるものがある。

「自然に帰れ」とルソーは言ったが、そういった意味では養老孟司は現代の
ルソーなのか?

(補足)
この本は養老孟司の話を新潮社編集部が文章化したもの。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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