パスワードを忘れた? アカウント作成
619762 journal

patagonの日記: 本 旅のヒント/五木 寛之 (著)

日記 by patagon

読了。
旅のヒント/五木 寛之 (著)
東京書籍 ; ISBN: 4487798671 ; (2004/04)
915.6イ

彼の作品を初めて読んだ。彼は作家?エッセイスト?何だか分からないが世間ではセンセーとして有名なようだ。
読んだことないけど「生きるヒント」とか書いた人だ。

旅にまつわる鞄や靴、道具にかかわる彼の薀蓄から始まるが、途中から紀行文というか旅の途中での日記というかメモに変わっている。
1990年代始め頃から10年で千箇所を見てまわって泊まろうという千所千泊なる活動の記録だ。2003年現在で400数十箇所まわっているようである。講演活動の記録もある。書き下ろしの文書と日刊ゲンダイへの連載を集めたものからなる。
彼は浄土真宗や仏教に興味があり、色々調べているようだ。

この作品でこれはいいなと思ったのはいろいろなところで表現を変えて何度もかかれているが、例えばP58 笑顔を持ちつつ警戒を より

日本人は警戒心がないことを善いことのように言うけれども、海外では、警戒心を持ちつつホスピタリティを発揮するということが必要である。(略)砂漠で、向うから来る人と、こっちから行く人と、二人が出会うとする。その場合は、お互いにものすごく警戒しあいながら近づいてゆく。相手が拳銃に手をかけたら瞬時にこっちは撃ち殺さなければいけないと思うような警戒心を抱きながら。それでも笑顔で近づいて行く。向かいあって挨拶をし、そしてすれちがう。すれちがった後で撃たれるかもしれないから、何かあったら、ぱっとふり返って撃ち返そうという気持ちを瞬時も失わず、笑顔で手をふって別れるという。

NYヤンキースの松井の同僚が「(松井が活躍すると自分の出番や給料が減ることになるのに)松井はいい奴だ。能力もあるし、楽しい。ヤンキースに絶対必要な人材だ」というアレである。オトナというか日本人には慣れてないというか持ち合わせている人が少ないアノ感覚だ。

好き嫌いはあるだろうけど自分としては会得しておきたいものだ。
わざとらしいと捉える人もいるかもしれないが、そうじゃないんだな。
そう思ってほしくない。別の次元のことだと思う。
今流行りの言葉で言えば正しい「自己責任」とも言うべきか?

例えば拉致被害者の家族会?の小泉首相への発言がとりあげられているが、
(彼らは感謝の念を現していて報道されてないだけかもしれないが)
あの場面で、「小泉首相おつかれさまでした(首相にこの表現もどうかと思うが、まそういうことを言うとする)。どうもありがとうございます。お疲れのところさらに夜遅くにあっていただきありがとうございます。」みたいなことを報道される程度に言って(誉め殺しは逆効果というかダメ)、それから本当に自分達の言いたいことを適切な表現で言えば良かったのではないか?。そうすると世間の受け取り方も変わったのではないか?あるいはまた可能性は低いが、小泉首相の琴線に触れて、彼ももっと頑張ろうと思ったかもしれない。

念のため書いておくけど拉致被害者の家族会の発言を非難するつもりはない。むしろ「子供の使い」なんか同意する。家族が拉致されて数十年、そして安否すら分からない状況の中で別の言い方、別の持っていき方をするというのは本当に難しいだろうし、家族にとっては現実的でないかもしれない。現実は家族が拉致されていたら誰だってあのようになると思う。そこをあへて別のステージにたって見てみる、考えてみる、発言するとという例として出したということ。

そうそんなことを言いたい。

脈絡が繋がらないが今回のイラクで拉致された3人について自分は何もここに書き込んでないが、この際言うとすると、「言いたいことの一部は分かる。しかし流れ嫁(読め)。特に高校卒業したばかりの人(若いから仕方ないかもしれないが)」と言いたい。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

読み込み中...