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patagonの日記: [読書]村上春樹全作品 1979~1989 2 羊をめぐる冒険

日記 by patagon

村上春樹全作品 1979~1989 2 羊をめぐる冒険
単行本: 376ページ
出版社: 講談社 (1990/07)
ISBN-13: 978-4061879324
ASIN: 4061879324
サイズ (cm): 21 x 15

正月休みに半分ほど読んでいた。残りを一昨日と昨日の通勤時に、そして今読んだ。これは多分、大昔に自分が最初に読んだ村上の作品だ(その後に『1973年のピンボール』、『風の歌を聴け』の順で読んでいる、多分)。自分の中では「いるかホテル」として記憶に残っていた。そして今回も「僕」が北海道に行くあたりから特に面白くなる。村上ワールドがこの本で確立したといってもいい。アマゾンの書評では「悲しさ」とか「寂しさ」を感じる人もいるようだが、自分は違う。人間の心とか深遠を感じるというのではなく単に面白いのだ。娯楽小説。これまで多くの村上の作品を読んできたが、改めてこの作品を読んで気づいた。最初から最高の作品を読んでいたのだ、幸というか不幸というか。青い鳥を最初に見ていたのだ。ただ『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』を読まないとそれももったいないことになる。いやこれらを読めば『羊をめぐる冒険』がさらに面白くなる。ただ『風の歌を聴け』、また人によっては『1973年のピンボール』を読むのも辛いだろう。それらを乗り越えるのは村上ファン以外にとっては大変なことも理解できる。僕と鼠、ジェイの話がここに完結。

彼の他の作品では『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』、いくつかの短編、エッセイがお勧め。

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