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patagonの日記: [読書]マンガでわかる哲学入門/富増 章成 (著) 2

日記 by patagon

マンガでわかる哲学入門
富増 章成 (著)
単行本: 190ページ
出版社: 洋泉社 (2007/04)
ISBN-10: 4862481280
ISBN-13: 978-4862481283
商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.8 cm

予備校で教えている先生がマンガも描いている。しかしひどいマンガだ。マンガと言えない。このレベルならマンガにしなくても良かったと思う。マンガにこだわるなら本物の漫画家に頼んだ方がよかったかも。哲学の入門書を知らないが、この本よりいい本はたくさんあるような気がする。あえてこの本を選ぶ理由はない。むしろ選ぶべきではないというべきか。

それでも筆者の叫びからか、デカルトは偉大なんだなということは伝わってきた。デカルトの「われ思う、ゆえにわれあり」なんてFLYING KIDSの浜崎貴司かと思ったよ…こっちは「我想うゆえに我あり」。

センター試験で倫理は点がとりやすい(そうだ)、きっかけはそれでもいいから哲学に興味をもってほしいという、著者、哲学研究者の叫びか。

哲学というと自分のような素人が考え出すと、すぐに堂々巡りに陥ったり、矛盾したり、破綻したり。難しい。哲学というと科学(物理や天文学、自然科学、科学一般か)と表裏一体というか、科学と同義というか、そういう点でも興味深い、しかし難しい。

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  • 予備校の講師には、就職口の少ない文学、哲学専攻の院卒者も多いですよね。

    デカルト礼賛で止まっているとしたら、内容も偏っているのかも。例えば、リクールの言に従って、マルクス、ニーチェ、フロイトは、デカルトの先へ踏み込んだことを考えれば、デカルトも通過点に過ぎない、と思うわけです。「我思う~」も、否定されてこそ、今日の学問的進歩がある。近代の国家観、国民意識、民衆の価値観の一つの源は、ここにあるのですし。

    • by patagon (1453) on 2007年06月07日 5時07分 (#1169369) 日記
      > デカルト礼賛で止まっているとしたら、内容も偏っているのかも。
      その後(?)カント、ヘーゲル、ニーチェ、サルトルも同程度の分量で説明されていました。私が(勝手に)感じ取ったというところでしょうか。

      著者名の富増 章成とはトマス・アクィナスにちなんだペンネームだそうです。
      親コメント
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