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patagonの日記: [読書]ダ・ヴィンチ天才の仕事―発明スケッチ32枚を完全復元/ドメニコ・ロレンツァ(著), 松井 貴子(翻訳)

日記 by patagon

ダ・ヴィンチ天才の仕事―発明スケッチ32枚を完全復元
マリオ・タッディ、エドアルド・ザノン(著)…CG。Studioddm
ドメニコ・ロレンツァ(著)…解説
松井 貴子(翻訳)
単行本: 239ページ
出版社: 二見書房 (2007/04)
ISBN-10: 4576070916
ISBN-13: 978-4576070919
商品の寸法: 20.2 x 17.6 x 2.8 cm

いい本。クレジットは解説を書いたドメニコ・ロレンツァというよりレオナルドのスケッチからCGを起こしたデザイン事務所Studioddmの二人、マリオ・タッデイとエドアルド・ザノンを優先すべきだろう。ビル・ゲイツが遺稿集の一つを持っているとは。さすが金持ち。

レオナルド(1452~1519)は科学技術、土木工学、建築、解剖学、天文学、地質学、動・植物学、音楽、幾何学、彫刻、絵画論、都市計画など多くの分野で思索と考察の記録を残している。それを手稿という。それは基礎研究であったり、領主や城主等に取り入るためにパトロンに見せるためかかれたもの等、それぞれ目的がある。そんなスケッチは彼の死後、弟子のメルツィに引き取られたが、メルツィの死後はヨーロッパ中に散在し、失われたり、残っていてもページもバラバラとなり、現在は8000枚が存在するそうだ。手稿とはそのバラバラになったものを手に入れたものがその人の感覚で束ねたものであり、元の意味や固まりではなくなっている。レオナルドが書いた記録がそのまま全て残っていたら、その後の科学、技術は大きく早く発展しているのではないかと思う。その損失で人類は2世紀ぐらい遅れているかも。またまだまだ見つけてない考え、技術があるのではないかと思ったり。

レオナルドの手稿では大砲、分解式大砲のスケッチとそれをCGに起こしたものが興味深かった。

去年(2006年)の春先、アトランティコ手稿展をSONYビルでやっていたようだ。残念。

マリオ・タッデイ(Mario Taddei)
エドアルド・ザノン(Edoardo Zanon)
二人が設立したデザイン事務所Studioddm

ドメニコ・ロレンツァ(Domenico Laurenza)

それからレオナルド・ダ・ヴィンチとはヴィンチ村のレオナルドという意味だから通称はレオナルドを使うべきだと思う。実際欧米ではそちらが使われていることが多い。「ヴィンチ村の」さんって呼ぶのっておかしいよね。この本の原書名も「Le Mmacchine di Leonardo Segreti e invenzioni nei Codici da Vinci」表紙には「「Le Mmacchine di Leonardo」となっている。さらに言えばディカプリオ家のお母さんもわが子にダ・ヴィンチではレオナルドと名づけているから明らかかな。

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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