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powerの日記: 著作権法の改悪について考える

日記 by power
今更ながら、例の著作権法改正の話で考えてみた。
もし自分がレコード会社の社員だったら…
きっと、必死になって成立を目指すよう働きかけるのだろう。
それは会社の存続に関わる、という名目が立つわけだから。
でも、ホントにそうなの?
そう思う人の方が圧倒的に多いから、このような議論になってるんだと思うんだけど。
ここでサラリーマンとして、企業人としての立場で考えてみる。
自分の会社は電機業界にいるわけで、その業界そのものが海外からの安価製品との価格競争でかなり厳しい状況にいたりするわけだ。
というわけで、その状況下で会社側は何をしているか、ということを考えたときに『顧客満足度』というサービス業的判断が前提に置かれるようになった。
製造業もサービスを売りにする時代になったものである。
じゃ、これをレコード業界に当てはめたら、面白いビジネスモデルとか思い浮かばないかな?と考えてみた。
そのためには一ユーザとしての視点で考えてみよう。
自分があるアーティストのベスト盤を欲しいと思ったとき、最近よく出ているベスト盤が欲しいだろうか?
…きっと自分の中のベストな曲選択と、そしてその曲順というのがイメージとして存在するのではないかと思う。
じゃ、それを実現する環境があれば良いのにね。
…ネット上で曲目を選択して自分なりのオリジナルベスト盤作れたら良いよね。
ジャケットも自分でデザインとかレイアウトできたら面白いよね。
とか考えていたら、更に発展して曲目単位に単金設けて、仮に10曲入れるといくら、みたいなサービスがあったら面白いなぁ、と漠然と考えて驚愕した。
…俺、結婚式のBGMをそうやって一枚のCD-Rで編集したんだっけ…
そーゆーニーズってのはあるわけで、それを思い出の一枚として、とか贈呈用に、とかのサービスが妥当な価格で行われていれば、皆ハッピーなのになぁ…

…でも、これ、実はものすごいネックとなる内容があったりする。
いくらが妥当なのか?
楽曲の単価を明確に割り出して、それが10曲くらい入ってアルバム一枚くらいの単価より若干高いくらいならば妥当と言えるだろう。
ということは、一曲あたりの値段がある程度見えてくる。
そうなると、当然アーティストに払われる額は?とかレーベルが搾取しているマージンは?とかまである程度ガラス張りになってしまうのだ。
製造業なんかやっていると、実を言うと客先からこれを明確に提示しろ、と言われるのは非常に嫌なことだと思う。
なんせ、会社としての設けを全部ガラス張りにする必要があるわけだから。
ここで企業努力によって利益を増やそうとした時にそれが明確になってしまう、という意味でもある。
でも、そーいった情報開示がなされていなかったのだから、これからは情報開示をしていく時代なんだと思うんだけどねぇ…
PCなんかでも、自作派の人は一式を揃えたらメーカPCより高くなると思うんだけど、それを許容する根拠は、自分のオリジナリティとか、一部のみの入れ替えで済む時には非常に安価に済むから、とも言える。
同じ事をCDでもやれば良いのに…ジャケットなしでも良いから安く、ってニーズもあり得ると思うし、その逆に多少高くても全体にしっかりプロに作ってもらう、とか言うのもアリだと思う。
そこから個人の趣味嗜好を割り出すデータベースの構築も可能だろうし、ユーザニーズの把握も容易にできることになるのにね。
だから一度作った際に使用した楽曲は再利用に伴う著作権費用は発生させずにプレス代を要求する、とかまでサービスすればある意味完璧に近いのではないかな、とか本気で思う訳ですよ。

………結局のところそれが明確にできない体質だからなのかも知れない、と言わざるを得ないのが残念なところ。
仮にアジア諸国でプレスするといくらになるけど、品質として失敗作(プレーヤーで聴くことができないもの)の可能性○%とか出したら、値段安くてもそのリスクで買う、という人もいると思うし、その逆に品質徹底して値段アップでも良い、とするニーズもあるだろうし、そういうビジネスモデル化って解もあるはずなのにねぇ…
とか、あれこれ意味もなくつらつらと深夜に一人考えた、というだけのお話(ぉ
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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