qpwoeiruの日記: Windowsタブレットという、負けを宿命付けられた子 2
ノートPCを買いWindowsタブレットを引退した。頑張ったが無理だった。
買ったノートPCもZ8300+eMMSというタブレットスペックのものだが、これをつかって一つの結論に達した。
Windowsタブレットは、負けを宿命づけられていたのだ。低価格タブレットだったというのもあるけれど。
まずiOS端末やAndroid端末と比べる。iOS端末・Android端末はユーザーエクスペリエンス的限界が低く、できることが限られている。ユーザーも端末ができること以上を求めない。だがWindowsタブレットは違う、PCなのだ。ユーザーエクスペリエンスの限界が前者と比較にならないくらい高い。PCでできることはソフトウェア的には全部できることになる。
しかし現実は、Windowsタブレットのハードウェアスペックは限りなく低く抑えらえている。メモリ2GB+eMMCでは、ちょっとPCらしいことをしようとするとハードウェアが足を引っ張る。OSもタブレットに最適化されていないので、PCらしいことをしようとするとキーボード・マウスがないと作業効率が低くなる。
ではどうしたら快適になるのか。Windowsタブレットに近い性能のノートPCではどうなのか。
新ノートはCPU・ディスクスペックに大差はないが、タブレットでは2GBだったメモリを4GB搭載している。この差は大きい。何が大きいかというと、RAMディスクを作成しテンポラリディレクトリをRAMディスクに移動できることだ。これでキャッシュ関係のIOがeMMCからメモリ変わることでブラウザ等のIO速度が飛躍的に向上する。そしてキーボード・タッチパッド固定化とモニタ角度の調整可能化、これも大きい。Windowsはやはりクラムシェル型でなくてはユーザーエクスペリエンスが標準レベルに達せないのだ。
ではそれですべて解決したかというと、そんなことはない。
ブラウザのキャッシュをRAMディスクにし、同時にWindowsテンポラリもRAMディスクにしたところ、重い作業をすると512MBでは足りなくなることが判明した。これは結局1GBにして解決したのだが、最大の問題はここだ。
そこまでカリカリにチューニングしないと快適に使えないということだ。そんなこと普通の人にできるわけがない。
クラムシェル型にしてメモリ4GBにしても、こうなのだ。Windowsタブレットがまともに使えるわけがなかったのだ。
そして達した結論を再び述べる。
Windowsタブレットとは、負けを宿命付けられたかわいそうな子なのだ。
ではどうあるべきか。簡単だ、Surfaceを買えということだ。
そうじゃねえだろ。こちとら貧乏人でい。そんな金があったらMacBook買ってるわ。てやんでいちきしょうめ。
そこで Surface Pro 3 ですよ。 (スコア:2)
メモリが若干少ないですが、i7, RAM8GB, SSD512GB が今や11万円切りますからね。
キーボード別売りだけど、今なら指紋認証付きが半額なのでギリギリ1万切ってて総額12万弱。
Microsoft ストア出品で 4 Pro の最下位とほとんど変わらないこの価格は 5 Pro に向けた在庫処分セールでしょうからそろそろ在庫ヤバそうですけど。
uxi
Re:そこで Surface Pro 3 ですよ。 (スコア:1)
そのスペックなら快適だったんだろうなぁ。ていうか貧弱タブレットでなくPCですものなぁ。