Technobahnによると、ボーイングは弾道ミサイルを撃墜するためのレーザー（エアボーン・レーザー）を搭載した747-400F機の披露パーティーを10月27日に開催した。

B747-400F（B747-400の貨物型）機にロッキード・マーチン社が製造を行ったレーザー管制システム、ノースロップ・グラマン社が製造を行った高出力化学レーザー（Wikipediaなどによるとフッ化重水素レーザーらしい）を搭載し、理論上加速中のあらゆる種類の弾道ミサイルを迎撃することが可能とボーイング社では説明している。
システムとしては、半導体レーザーを目標に対して照射することにより大気の揺らぎの影響を計測し、目標へのガイドを修正しながら破壊能力を持つ高出力の化学レーザーを目標に照射する、というものらしい。 機体の先頭部分に上下左右180度に回転可能な直径1.8mの反射鏡が設置されており、機体後部に設置されたレーザー発振器からの出力をここで反射させて目標にレーザーを照射する仕組みのようだ。
これから2007年中にも科学レーザーの燃料タンク及びレーザー本体を搭載し、飛行実験を行うとのこと。

NIKKEI NETに、アップル、音楽配信を日本で8月に開始との記事が出ています。
飛ばし記事が多いという噂もある日経系の記事のため、本当かどうか怪しいかもしれませんが、以前から8月に開始するとの噂もちらほらあったことを考えると、とうとう始まるのかもしれません。

朝日新聞の記事によると、パーソナルメディア株式会社が1辺5cmのサイズのTRON搭載PC、T-Cubeを開発しました。
T-engineフォーラムで標準化された基盤にNECエレクトロニクスの開発したCPU（VR4131あたりでしょうか？）を搭載、他に無線LAN、メモリーカードスロットを搭載しているとのことです。
OSにはTRONを搭載し、TRON対応のワープロソフトやメールソフトなども標準搭載されているようです。
産業用PCとしての用途を見込んでいるとのことですが、個人用途も見込んでいるとのこと。個人用途では、スペック的にPDAあたりと同等と思われるので、価格差（20万円を切る見込み）でPDAあたりに負けそうですが……。

Microsoftが、とうとう（？）その脆弱性によって訴えられました。
（参考：ZDNet JAPANの記事、アサヒ・コムの記事）
具体的には、インターネット経由で社会保障番号と銀行口座の情報を盗まれたのはMicrosoftのソフトウェアの脆弱性のためだ、というもの。これだけ聞くと、ただいちゃもんをつけているだけのような気もしますが、実際にバグや脆弱性はぽろぽろと見つかる現状を考えると、仕方がないのでしょうか。
この訴えは、最近カリフォルニア州で制定された、「個人情報がコンピュータ攻撃による危険にさらされた場合に、その旨を当人に通知しなくてはならない」という州法に基づいているとのことです。
なおこの訴訟、例によっていつもの「Microsoftによる競争阻害行為」問題の禁止も求めています。

Microsoftが、国や地方自治体にWindowsの基本情報を開示する[日経産業新聞のサイト]とのこと。
日経産業新聞のサイトにはほとんどろくなことが書いちゃいないので今日の紙面の方から抜粋すると、
・開示する情報の中にはソースコードも含まれる
・担当省庁の個別案件ごとに秘密保持契約を結び、限定的な開示を行う
・日本企業に情報を開示することも示唆
・表明したのは来日中のブラッドショー上級副社長（法務担当）
などになります。

最近/.Jでも2回ほど話題になってますが、日本政府へのあからさまな引き止め策ですね。
以前のがムチのつもりだとすると、今回のはアメのつもりなのかな？

例によって一番重要な情報は非開示になるのでしょうが……
もっとも、担当省庁との個別案件ごとってのは非常にお役所間の連絡の悪いことを利用しているので抜け目がない（？）

「東テキサス地区米連邦地裁は十月三十日、インテルの高性能サーバー用ＭＰＵ（超小型演算処理装置）「アイテニアム」が米情報システム会社、インターグラフの特許を侵害しているとの判決を確定し、同ＭＰＵの製造・販売中止の処分を決めた（以上、日経産業新聞のサイトより引用）」

10月11日には裁定がでていたようでIntelも控訴するとのことですが、
あまり普及していないと思われるIA-64の新たな障害となるんでしょうか？