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181211 journal

raycyの日記: スラッシュドットyasuokaの日記『キーボード配列QWERTYの謎』などにある安岡孝一氏諸説絡みの争点の一部

日記 by raycy

関連記事へのリンク

本記事の要点

  • タッチタイピストって、今日では どんな意味でしたっけ?安岡孝一氏の定義では、鍵盤を見ないことは 要件とは見なされていないようです。
  • 通称ないし部分名称としての「アーム」はあった。他方、安岡孝一氏のいう「アームという機構」は通用概念ではない。
  • タイプバーは、対策すべき衝突を起こしていた。1895年のupstrike式でも「the accidental jamming together of two type-bars 」はあったhttp://blog.goo.ne.jp/raycy/e/c2fe06a967558ccdd9690a7e9fe2950f。(カレント(1949)の脚注番号26あたりの「the nuisance of type-bar collisions」http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/226.htmlだったっけかな。これをもって、まあ絡んだりしていたといってもいいだろう、と私は思うが、人によっては「絡む」の定義の仕方に、異論もあろう。)
  • キーとタイプバーの配置の間には、理想的な配置関係:ディッカーソンの規則性 があり、おおむねこれを実現する傾向を、とりわけ軸受けの横ぶれ防止精度が低い時代には、強く採らざるを得なかったのではないか。
  • 単文字出現頻度への意識があったのは、ショールズ後年特許では、明らかだろう。
  • 二連続文字組出現頻度の観点から、実機の実装が「ディッカーソンの規則性」を満たしていたとすれば、1882年の配列変更:CとXの入れ替えおよびNの右隣りへのMの移動 で、なぜこれらの文字CXMが移動対象であったかを説明しうる。

反証可能性を云々しhttp://srad.jp/search.pl?op=journals&uid=21275&q=%E5%8F%8D%E8%A8%BCそれが仮説たる要件だと思うのなら、論点を語る言葉の認識共有を準備することが必要だろう。QWERTY配列系の初期タイプライターについてちゃんと語りたい論じあいたいなら、まずは文字コードグリフ列の定義から。http://srad.jp/comments.pl?sid=480559&cid=1697873

たとえば、タッチタイピストについてなら

1886年および1888年7月25日のTraubは、今で言うタッチタイピストか?
安岡孝一ら本に、

今で言うところのタッチタイピスト

だったっけか、ってあるんだけれども、その彼1886年のTraub。彼はたぶん1888年7月25日の賭け試合で 鍵盤に たぶんちらちら目をやりながらタイピングしていたタイピストで、他方 対戦相手のMcGurrinはといえば 鍵盤には目もくれずに打鍵していたのは ほぼたしかなのです。

そしてたとえば、アームについてなら、私の理解では、http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/4fbfd96686b950fbed70ccfbce9491f1

  1. 現行米国特許としての公式名称はtype-barタイプバー。その俗称通称としてタイプアームがある。さらにつづめてアーム。
  2. さらに、タイプバーの活字のついたがわで長いほうの腕アーム。the type arm of a type barまたは、ユーザーからの目に付くタイプバーの稼動部分としてのアーム
    • 1872年のサイエンティフィック・アメリカン記事では、タイプバーのことをタイプレヴァ活字てこtype leverとし、活字のついたがわのアームをロング・アーム、駆動ワイヤー接続側をショート・アームとしていた。http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/e7411f90cd0f755bca6ecbebd9d25497
    • 1911年特許では、駆動リンク接続側ショート・アームのことをクランク・アームという部分「the crank arm of a type bar」http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/7b9e9d3acc537b24ab8ae4a555e8534bとしている。矢内浩文氏がいう「活字アームという部分」はこれに準じた表現といえる。

さて、初期タイプライター、1893年以前に、アームは、、。

  • まあ、タイプバーって語が、すわりの悪い、あまり名が体を表していない語でもあったからかな。1872年のサイエンティフィック・アメリカンの記事は、動作原理や機構さらには従来機が抱える難点課題にまで、実に的確に描写したもんだと感心する。グリデンの助言でもあったのかもしれない。解説図もよくできてるし。グリデンの、記事への記名がなかったことへの怒りの書状に、何か言及はないのかな。
  • 米国特許コードブックには包摂基準も示されているのかな。でないと、過去との互換解釈を明快に示すものが、公式にはなくなってしまうのではないかな。type-bar が正字で、その俗字としてtype-armあるいはtype-leverなどもあった、であるとか。何か公式文書があってもよさそうだが、、。まあ、図はあるな。
  • タイプバーが間接駆動で、突き上げによって印字されるような、ピアノあるいはアコーディオンのよう場合だったなら、って先行登録された特許がそのようだったようだけれども、ならば、てこleverとはいいにくかったかな。

安岡孝一氏独自用語:アームという機構 http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/323567d5034553c63ae65d89af0b8c63
安岡孝一氏独自解釈定義によると思われる「機構」としてのアーム。通用概念ではない。タイプバスケットに対比すべき、フロントストライク式のタイプバー・セット(アッセンブリー)といったつもりのようである。http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/0e9247d742fe9ae3effd75315b0294d1。 タイプバー・アッセンブリーで、上下にシフト動作する場合のこの部分いったいを「セグメント」と呼んでいる動画例があった(動画開始0:18秒目あたり)http://b.hatena.ne.jp/entry/www.youtube.com/watch?v=aFRRZi80fBo

初期タイプライターにおいて、活字棒タイプバーの活字アーム部は、操作を阻害しアラインメントを劣化させる衝突の生起頻度が充分に低かったか。(あるいは、絡みずらかったか。)

  • 絡んだ絡まなかったより、問題は、タイプバー間に配置換えを決意実行させるほどの重大な相互干渉の発生と、その発生回数頻度の出現箇所ムラはあったのかってなことかな。
  1. 1875年特許だったっけかな、衝突はあった。がちんことならないように、いくらか逃げられるように工夫した。「type-bar」「in collision」「when the collision is released」 http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/d804720c43f42459d839ecddc278b8f3
  2. 1878年特許だっけかな、衝突リスクが減るように、支点を多様化(2層化)してアームの軌道を二様化していくぶん衝突リスクを軽減しようと工夫。実装はされなかったっぽいが。http://www.google.co.jp/search?q=less+liable+to+collide
  3. 1882年掲載、押しっぱなしじゃだめ!スタッカートみたいに。で、次のタイプバーが上がってくる軌道を空けとくように、はやく前のタイプバーを落とし戻せってな。http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/156.html
    • (翻訳上の懸案事項に関して。、、 原文中の「key」はtypebarの誤記とみるべきなのか、あるいは、、、)
  4. 1890年掲載、押してはいけない!スタッカートで。http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/153.html同時打鍵ならクラッシュ。打鍵の強さが適度でないと、前の打鍵じゃなくってフィンガーキー・テンションの設定が弱すぎるとプラテンからの反発力が不足してタイプバーの戻りが緩慢に降りてきて乗っかり衝突が起きることがある fall upon。http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/156.html
    • てことは、リンク駆動になった多分1878年ではないなあ1890年でもまだリンク駆動ではなかったみたいだからレミントン機ではいつなんだろう、そうなる以前のワイヤー駆動時代には、フィンガーキー・テンションがタイプバーの戻り力に加勢しないはずだから、より衝突が起きやすかった?かも…。http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/75508a6b1d1908df5e2edd77d6b39a87
    • (翻訳上の懸案事項に関して。、、 原文中の「letter」が、紙への印字の文字の重なりを言っているとしたなら、キャリッジの送りかもだが、fall upon だから上から落ちてくるんだし、、)
  5. 1890年特許、隣接するタイプバーの軌道をずらす工夫が提案された。http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/59fd0732fea482efe3079bdd250bb53a
  6. 1892年、タイプバーが固着したときは、ペーパーキャリッジを持ち上げて、キーを エルボ(キーレバーの下のかど部分かな)をタップして、http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/124.html
  7. 1889年特許、「the liability of the locking or interfering of the operative parts of the machine greatly lessened by the use of my device」キーが下まで押されたらタイプバーとの関係を絶つかhttp://blog.goo.ne.jp/raycy/e/c2fe06a967558ccdd9690a7e9fe2950f
  8. 1895年特許、「preventing the accidental jamming together of two type-bars, 」キーが戻るまで次打鍵を受け付けなくするか、。http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/c2fe06a967558ccdd9690a7e9fe2950f

タイプバーの配置と、キーの配置との間に、関係性はなかったのか。
Current(1949年)のいう、卓上型の短高さサイズマシンでも、印字行揃えアラインメントが乱れにくいように、まあ比較的にストレートに鉛直に引っ張り駆動する工夫、「alternative method of pulling relatively straight」Current(1949)http://www.google.co.jp/search?q=pulling+relatively+straight&lr=lang_ja
安岡孝一氏の博物館等収蔵品観察結果よりhttp://blog.goo.ne.jp/raycy/e/6348aaf5dfdfa75fe6294023a12b0352
ショールズの1881年特許図http://www.google.com/patents?id=G-VVAAAAEBAJ&printsec=drawing&zoom=4#v=onepage&q=&f=false
ディッカーソンの規則性http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/f4ffd70ff8eeb12b546d926afa51ea2f

単文字出現頻度、二連続文字列組出現頻度とキー配列やタイプバー配置に関係性はなかったか。
単文字出現頻度とキー配置http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/143.html
二連続文字列組出現頻度とタイプバスケット上のタイプバー配置http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/220.html#id_e34f7138
1882年8月のキー配列変更は、他社特許への抵触回避がそのきっかけを説明しているかもしれないが、http://srad.jp/~yasuoka/journal/489447その変更箇所がなぜ、CとⅩを入れ替えてかつMをNの右隣に移動であっったのかは、ディッカーソンモデルでの隣接タイプバーの関係の評価関数を改善する方向の措置として説明しうる。http://srad.jp/comments.pl?sid=469083&cid=16462371878年1882年ごろなら、配置関係はかなりディッカーソンモデルに近かったのではないか。であれば、この1878年1月から1882年8月への配列変更は、まさしく隣接タイプバーの接触リスク低減を狙ったものであるということになりそうだが、。

  • 英文字頻度データとして、単文字頻度としては英ウィキペディアを参照、連続二文字頻度としてはブラウンコーパスを間接参照している。連続二文字頻度データとしては、他にGriffith(1949)(たぶんMoran(1930)も)などがあり、安岡孝一氏にはGriffithに拠って論じている場合もある。より厳密には、1873年1878年1882年当時の出版物・新聞・手紙・議事録速記録・日記・文字データ資料や、それぞれの時点で入手可能であった統計資料も考慮すべきであろう。ただここでは、入手しやすく扱いやすいデータとして、ブラウンコーパスを間接使用した。そう大きな頻度変動がないであろうとも仮定している、ないし、粗視段階・ざっと見検証の道筋の例示としての意味はあろう、と付言しておく。
    • Davidにしても、1985年の仮説を、あらすじ・租視段階での提示としてみれば、その後の展開は精緻化や肉付け・修正ともみれないか。どうなんだろう。全否定?
    • その後の展開としては、IEインターネット・エクスプローラー対ネットスケープ、マイクロソフト対グーグル、ウォークマン対ⅰpodってなのも出てきたのかな、。土俵が替っちゃってる?
Moran(1930)
A study of the two-letter sequences in written English used as a basis for an estimate of the efficiencies of the universal typewriter keyboard and of suggested revision. Wilson Alexander Moran 著 - 1930

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