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日記

ribbonの日記: スペイン時間 子どもと魔法(二期会ニューウェーブ・オペラ劇場)

日記 by ribbon

久しぶりのオペラである。

1) スペイン時間

スペイン時間、というよりは「スペインの時」の方がなじみがあるなあ。
3月のオペラ研修所公演ではそうなっていたし。
http://www.nntt.jac.go.jp/training/20000583_training.html
1幕ものなので舞台セットはとてもシンプル。和時計の大きな物みたいな
セットが舞台向かって右に、真ん中に人が入れるくらいの時計が2つ。
左側には時計屋の出入り口。外側にはからくり時計っぽい物が。
舞台中央には机と椅子が1つ。セットには歯車があちこちあしらってあって
時々動くようになっている。
舞台は通常の舞台の上に、さらに台形の舞台を作り、その上で演じている。
和時計?セットは左右に出入り口があり、そこからからくり時計の人形(
ダンサー)や歌手が出入りする出入り口も兼ねている。からくり時計の人形が
出入りするときには回り舞台な仕掛けを使うので、舞台の上に舞台を作った
のだろう。セットの背景には青空を表示していた。
登場人物は5人で、さらにからくり時計の人形が5人。比較的シンプルである。
時計の中に人物が隠れるシーン、双眼鏡で覗いてみたら、手品と同じで、
後ろに抜ける仕掛けがあるのね。よーく見ると扉の部分が分かる。
歌手の人はよく頑張っているなあ、という感じ。フランス語は全く分からない
ので、台詞回しとか発音とかは評価しようがないけれど。雰囲気は良く伝わって
いたように思う。
そのうち、背景の青空がだんだん赤っぽくなる。劇中の時間が経過するので、
夕方になったというわけだ。最後はかなり赤くなり、表示する領域も広げて
いた。最後のハバネラのあたりかな。
公演は少し押していて、+10分くらい伸びたかな。

2) 子どもと魔法

こちらの方は演奏が出ていたこともあり、だいたい曲は頭の中に
入っていた。舞台で見るのは初めて。
台形の舞台はそのまま。セットはほとんど無い。部屋の壁の絵が描いてある
幕が吊されているだけ。その脇から出入りがある...というのは最初だけ。
本を破いたのをきっかけに幻想シーンに入るワケなのだが、先ほどの壁幕
に、後ろから、今から出てくるポットとかの絵が後ろから投影される演出。
この時脇から出てくるだけではなく、幕をちょっと持ち上げて幕下から
出てくる場合もあった。安楽椅子の時は、椅子に座っていて出てくるのだが、
椅子そのものは幕の後ろから長い棒で黒子がコントロール。炎の精の時には
ダンサー3人。手早く着替えたんだろうな。ハラキリ、セッシュウハヤカワ
は確認。そのほかコーラスも入っていたね。
途中で上からワイヤーが降りてくるのが見えた。何するのかなあ、と思ったら、
壁幕の下に引っかけていた。で、そのワイヤーが幕を引っ張り上げて天幕風に
すると、そこから第2幕。今度は動物とかが出てくる場面になる。
木だとか小鳥だとかコウモリは、頭の上にそれっぽい物を載せて、手で
頭の上の物を支える感じ。
主役の人は、子どもの役を演じることになるわけになるのだが、結構うまく
いたずらっ子を表現していたように思える。でも舞台の上を走り回ったり、
寝っ転がったりちょっと大変かな。

最後は「ママン」と歌うと、そこで舞台がブラックアウト。まあ、そうする
しかないけれど。そのあとしばらく余韻を楽しんだ後、徐々に明るくなって
カーテンコールとなる。あれ、全員でていないな、と思ったが、パンフレットを
見るとポットの精とか時計とかの人が二役やっていた。何せ、ちょこっとだけ
出てきてすぐ引っ込む、という事が多いからなあ。

ホールは、比較的残響が短いような気がした。あと、中ホールということも
あり、オケピットはかなり小さい。バイオリンは12人くらいだったような。
ハープ×2、ピアノ、チェレスタも入るからぎゅうぎゅうという感じ。

お客さんは高齢者の人が多いように思えた。特に一番いい席のあたりは
そんな感じ。昔からのおなじみさんなのかな。若い人は比較的少ない
ように見えた。あと、ダブルキャストなので、Webで検索すると、最初の日に
公演していた人が来ていたような。ただ、予想以上に入っていて、ほぼ満席。
一応当日券用に若干の空席はあったようだが。

ホールは、武道館とは言わないまでも、結構傾斜が急。そのおかげでかなり後ろの
方の、端っこの方の席だったけれど、結構よく見えた。

中ホールの壁面高い所には、過去に使ったオペラの衣装を展示していた。
まあ、1回使ったら二度と使うことはないわけだし。

検索した所、3件ほど情報が見つかった。
http://yohirai.asablo.jp/blog/2012/05/19/6449968 (写真あり)。
http://blog.goo.ne.jp/mikimiki-bicci/e/be0281ce31468a71cd4c034a8de234ab?fm=entry_awp
http://blog.livedoor.jp/sop_momoko_yuasa/archives/1607704.html
http://www.nikikai21.net/blog/2012/05/post_432.html(二期会のブログなのでリンク先にいろいろ情報あり)。

しかし、多分この二つのオペラ、二度と聞くことはないだろうなあ。
それほど受ける演題ではない+コストがかかる(子どもと魔法)なので、次回やると
しても、何十年も間が開いてしまうだろうから。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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