ribbonの日記: 左手のアーカイブコンサート
コンサート情報はここ。
東京文化会館小ホールは初めて。ほぼ真四角で、天井がかなり高い。
開場30分くらい前に着いたのだが、結構並んでいた。100人以上はいたかな。当日券売り場には、10数人はいたかな。新聞を見て興味を持った人がいたようで、後ろに並んでいた人もそうだった。
席は全席自由。切符を買ったら通常の列に並ぶという次第。
入口は一箇所。舞台の左側。なので、手が見える席は埋まっていた。しょうがないので、今回は、部会向かって右側の、比較的前の方に座ることにした。
入りは80%くらいかなあ。500人くらいと言ったところ。新聞に取り上げられたので多少は増えたかな。やはりお年寄りが多い。まあ、10歳くらいの子ども連れた人もいたけど。
1曲目を終えたあと、解説が。まあ、聞き慣れない曲ばかりなので、お話し+音楽型の方が適切だということかな。
2曲目は7曲連続で、バッハの曲を左手用にしたもの。バッハの曲だとそれほど複雑な構成ではないので、左手だけでも結構聞ける。ちなみに、オリジナル曲は和音の進行だけみたいな物もあるんだとか。あと、オルガンのペダル部分を練習するための曲BWV 598 も左手用に編曲していた。確かに、ペダル練習曲だなあという感じだった。両足を交互に使って弾く感じだったし。
その後は1つ小品があり、1部の最後は、石川潤作曲の、「24の前奏曲とフーガ」から4曲。一応スタイルは古典的なんだけど、音楽そのものは現代そのもの。ただ、フーガの部分は難しいと。なにせ同時に最大5つの音しか出せないわけで。
休憩後、第2部は室内楽。コルンゴールド(あるいはコルンゴルド)の、左手のための組曲 Op.23)。
これがなかなかの大曲。5楽章で40分くらいかかる。ピアノ+Vn*2、Vc。第一楽章は、ラベルの左手みたいな、難易度がめちゃ高い感じでスタート。全体的に後期ロマン派の、調性崩壊寸前くらいの感じの曲。第二、第四楽章は叙情的な感じはかなりするが、やはりかなり調性がない部分もある。第三楽章は、一番激しい感じで、チェロとピアノの一騎打ちみたいな所がある。第五楽章はメロディラインもそれなりにあり、盛り上がって終了。
古典、ロマン派系を聞き慣れていると、違和感が強いかもしれないが、なかなかの名曲だと思う。いい曲に出会ったという感じ。ピアノ弾いていた智内さんも、ぜひ演奏したい曲だ、と言っていたし。
アンコールは、先の曲の第三楽章(A-B-A)の最後の部分と、スクリャービンの小品。
あと、ホールではCDや左手用の楽譜販売、サイン会もしていた。楽譜を見たが、入門向けなのでパス。書籍はあっという間に売り切れ。サイン会もずらっと並んでいたのでパス。盛況で何より。
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