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音楽

ribbonの日記: 音楽と中産階級 演奏会の社会史

日記 by ribbon

発行が1983年6月30日なので、35年ほど前の本。そのためISBNがない。
著者は ウィリアム・ウェーバー、訳者は 城戸朋子。
1830年から1848年までの、ロンドン、パリ、ウィーンでの演奏会の状況をもとに、貴族社会から中産階級への変遷を考察していったという内容。
ただ、読みにくい。本文で演奏会の人数や金額などを示すところがあるのだが、図版はすべて巻末にまとめている。いちいちページをめくらなければならない。まあ、35年くらい前なので、図版を組み込むのも大変だったことは分かるけど。
あと、訳がちょっとと思うところがある。benefit concertが「慈善演奏会」というのはなあ。
そういうこともあり、なかなか読み通すのがつらかった本だった。題材はおもしろいと思うんだけど。

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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