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映画

route127の日記: 11月に見た映画

日記 by route127

先月は2本だけ。今月もあんまり見られなそうだ。

エンディングノート
タイトルは文房具屋の陰謀だろう。
関東電化の元重役が死ぬ話。
娘が撮影してるらしいけど、逆光になったりして見づらくなるシーンがある。
昨日今日取り始めたわけではないらしく1993年の夫婦喧嘩のシーンが挿入されたりしているので元々ビデオ撮るのが好きな人なのだとは思うが。
がん患ってからどんどん痩せていく過程が見られるかと思ったのだが、メインの映像は痩せてからなようだ。
少なくとも映画の中では化学療法のせいで体重が激減したのだと思われている節があり、妻や娘は免疫療法などの代替医療をしきりに薦めるのであった。
人参をミキサーにかけたものを飲ませたりしていた。
周りの身勝手ではあるのだが、私も家族が病気したときに本人にとって最善の治療ではなく、私が一番気持ちが楽でいられる方法を勧めた事があるのであまり責められたものではない。
また、息子の出番が少ない。
死ぬ間近の父親に葬式の案内を出す相手を確認したり、取り乱す母親を牽制したりと事務的なやり取りに終始していたが、これもなんとなく気持ちはわかる。
夫と妻、父と娘とは違って父と息子ってそんなもんだよな。
正直なところ、主人公が自称するような高度経済成長の担い手であったかどうかは私には疑問であるが、死ぬ前にしたいこととして挙げていた「自民党以外への投票」というのは彼ら世代とそれを作り上げていた気分の一端ではあったのだろう。
また葬式がキリスト教式である理由なども、うまく説明できないが「団塊っぽい思考様式」に見えた。
SONYのビデオテープの生産設備を作ったあとに規格が変わったという話が出てきたのが気になった。

人生、ここにあり!
1983年のイタリア・ミラノを舞台にバザーリア法の制定で精神病院が閉鎖され行き場を失った元患者が組織する生産協同組合へと厄介払いされた労働組合員が組織を立て直す話。
ゲルマンやアングロサクソン系は会社の国という感じがするが、ラテン系は協同組合みたいな組織が多いイメージだ。
映画中で2度日本について言及されているが、1回は主人公の恋人のデザイナが日本に仕事をしに行くという食事中の会話だが、もう1回は出だしのところの主人公のセリフで「日本人でさえ協同組合の生産性を認めた」というようなセリフだったと思う。
このセリフだといまいち日本がどういう見られ方をしているのかよく分からないが80年代だしTQCやカイゼンを指してのことなのだろうか。
結局この元患者の協同組合は寄木貼りをすることになるのだが、一応廃材利用と高い芸術性ということで採算性や収益についての言い訳はできている。
しかし組織の中に職人が2人だけであまり効率は良く無さそうな感じはした。
あと減薬によって性欲が亢進して、欧州共同体からの助成金で売春宿に行くシーンは面白かった。
売春婦に「納税者番号持ってる?」と尋ねるシーン。
バザーリア法についてはもう少し詳しく知りたいがこれは後の課題にしよう。

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