route127の日記： 自動車保険 1
自動車保険が満期になるので電話かけて更新手続きしてた。
今年からフリーダイヤルの窓口が出来たらしく、最初はそちらにかけたのだが、ガイダンスの自動音声が始まった途端急に嫌になって近所の代理店にかけ直した。
保険料が下がった分新しいオプションを勧められたりもするのだが、いつもなら断るところ、最近追突されて全損したこともあって色々こちらからも質問することもあり、その答えも面白かったので書き残しておきたい。
最初に今回の更新から対物賠償超過特約が自動で付くようになったことについて。
この間追突されて凹んだリアバンパーと内部構造を含めての修理費が、車の評価額を上回っていた為全損扱いになったのだが、こちらに過失がなかった事と、相手の保険にこの対物賠償超過特約が盛り込まれていたおかげでこちらの修理費がまかなえた。
（逆に、年式も古くてタイベル交換時期も来てたので当初買替えを考えていたのだが、この超過特約のおかげで修理する選択肢ができた面はある。）
また今回修理中はぶつけてきた相手の保険会社がレンタカーを手当てしてくれたが、もし自分の側にもいくらか過失があった場合、レンタカーは自分で手配しないといけない。
今の保険契約だと車がレッカー搬送された時のレンタカーは保険範囲内なのだが、自走可能な場合は自分持ちになる。
今回勧められたのがそういった場合（自分に過失がいくらかでもあり、事故車が自走可能な場合）にもレンタカーを保険範囲内とする特約であった。
そんな話をしている中で他にも無過失特約なるものが出てきた。
今回のように自分が無過失にも関わらず、自分の保険を使って修理等しなければならない場合に保険の等級を落とさなくてもよい（次回更新時に保険料が上がらない）という特約であった。
割と安くつけられる特約だということであったが、話しながら、そういった保険料の支払いをしても儲けが出るようにこれまでの事故事例から算出して、その上で特約を設定しているのを想像してほえ～って感じだった。
まあそんなわけで掛ける前は気が進まなかったが、実際保険のおばちゃんと電話で色々話してみると幾分賢くなったような気はする。
もしフリーダイヤルでつながるコールセンターだったらこんな話弾んだだろうか？
これまでの付き合いがあるから全損の話とかも普通に切り出せたけど、どこにあるかも知らない誰が出るか分からないコールセンターだったら多分自分からこんな話もしなかったね。
特約も一覧表から自分で選ぶ方式とかだったら面倒臭くてやる気しないけど、いざ勧められてみるといろいろ考えるものだ。
そういえばテレ東のバス旅も、メンバー変わってから見てないけど、面白さの一つにバスセンターでおばちゃんから自分たちの目的に適う路線を上手く聞きだせるかというのがある気がする。
どんな質問をすればこちらが必要とする知識を相手から引き出せるか、みたいな。
ソフトウェア工学だと要求工学とかあるらしいことを聞くけど、メカ屋の仕事してても「最初からそれを言ってくれればもっといい方法（設計・工事）あったのに」という状況に遭遇しないではない。
まあ保険のおばちゃんにしても別に工学的手法を用いてるわけではなくて、個人の技量の範囲内の話なのではあろう。
しかし相手の相談に合わせて保険商品の知識を繰り出すにしても一朝一夕に出来る仕事ではなかろう。
自動車保険更新 (スコア:0)
とうとう車両保険を断られる様になってしまった。
気がつけば20年目だから仕方ないんですが、同じ年式同じ型式の中古車はいい値段するのに。