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日記

route127の日記: 乳袋イカ子 5

日記 by route127

乳袋表現容認派ではあるが、ラノベ表紙の良し悪しにもtwitterの運営にも特段の意見はなく、強いて言えばACで言われていた通り「作者が如月群真に見えた」くらいが感想だったのだが、タイトルの「五十子」の読み方が気になった。
山本で海軍だったら「いそこ」なのではあろうけれど、埼玉に五十子と書いて「いかっこ」と読む地名もあるのよね。
里見八犬伝にも出てくる扇谷上杉と古河公方なんかが睨み合ってたあたりなのだが、世間的な知名度は山本五十六ほどにはなさそう。
千葉市内にも古河公方から枝分かれした小弓公方に因む地名が残ってたりもするが来歴よりも難読地名としての方が有名かもしれない。

というわけで「五十」は「いそ」なのか「いか」なのかが気になるのだが、三十を「みそ」、四十を「しそ」と読むとすれば帰納的に五十を「いそ」と読むのも頷けるのだが、五十嵐なんかは「いか」+「あらし」だし。
それに「二十」を「ふたそ」とか「ふそ」とか読まず「はた」と読むけれども、これを「ふた」からの母音交代だと捉えると「いか」というのもなんかそんな関係があるのではないかと思えてくるがどうなんだろ。
五日は「いつか」で五十日は「いか」と読むなら母音交代というよりは音が脱落してる感じだけれども。
五十鈴が「いすず」だし後に続く言葉によって「い」になったり「いか」になったりするけど実際は「いk」だったりするんだろうか。
そうすると五十嵐で「あ」が脱落してるように見えるのも納得できるんだけど。
ただ古代日本語にそういった閉音節出てくるのも変な感じはする。

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  • https://kotobank.jp/word/%E4%BA%94%E5%8D%81%E9%87%8C-1039469 [kotobank.jp]
    というか、楠桂のマンガ『矢神君の家庭の事情』のヒロインが五十里真幸
    (いかりまゆき)という名前だったなあ。。。

    • 五百蔵 いおろい
      さんが知り合いにいます。
      探せばもっと「五十」の読みバリエーションは出てきそう

      親コメント
      • 広辞苑第六版から五の付く見出し語探してみたが五百蔵出てこなかった。
        五十も建築家の吉田五十八(いそや)とかしか。

        面白い「五」のつく読みとしては五浦(いづら)、五加(うこぎ)、五月(さつき)、五倍子(ごばいし・ふし)なんかが見つかった。
        博打だとサイコロの目として「ぐ」と読むのは時代劇なんかで知ってはいたが辞書にも載ってるものなんだな。
        五一三六(ぐいちさぶろく)とか。

        五百には「いお」しか読みが振られてないのに千五百には「ちいお」と「ちいほ」の二通り読みが載ってた。
        百には「ほ」と「もも」しか読みが振られてないし「五」とくっつくと「いお」になってHが脱落するけれど、頭に「千」が乗ると「ちいほ」になって消えたはずのHが復活することがあるのか?

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        五百旗頭真さん [wikipedia.org]。
        初見では読めなかった。今なら比較的素直な読みかとも思うが。
        四文字苗字ってなんやねん・・・

  • by Anonymous Coward on 2018年02月26日 10時45分 (#3367511)

    三十路は「みそじ」、四十路は「よそじ」、五十路は「いそじ」。六十路で「むそじ」もあるらしい。
    「なそじ」がないのは、昔なら寿命が尽きたからかな。
    「じ」は「はたち」の「ち」と同語源だそうな。

    #五十子は「いそご」だと思っていた。磯子は字違い。

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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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