route127の日記: 走って来たの分かってるけど、そんなことは当たり前よ 2
本屋の新刊棚見てたら悪役令嬢漫画があったので読んでみたが乙女ゲームのスタート地点から7年前に転生なのね。
もっと思春期入ってから辺りからスタートなのかと思っていた。
物心ついた位の歳に転生といえばなんか最近そんなアニメ見たと思ったが幼女戦記か(劇場版やるらしい)。
しかし思春期前のボディに転生した所でちゃんと体と心が整合するものなのかな。
心が脳髄とか胴体にあるとした場合、発達段階によっては前世の記憶が上手く定着しなかったりすることもあるんじゃなかろうか。
なんかPC-98でWin2000動かすみたいな。
しかし主人公が畑仕事とか木登りとか庶民派すぎて1巻の時点で悪役感が薄い。
年相応と言えばそうなのかもしれないが、期待してたほど表紙絵みたく眉間にしわ寄せたキツい顔の場面もそれほどないのはちょっと期待外れなところか。
ただ今後本来の乙女ゲー主人公が登場してどんどん計算が狂っていってハンケチ噛みながらムキーッという展開になるなら楽しそうだが、今の八方美人展開だとそうもならなそうな気がするんだよな。
なんかこう気位が高くて最適な選択肢が分かっていながらそれを選べない、「最大の敵は自分」みたいな葛藤が見たいんだがそういう不器用さを求めるジャンルではないのかもしれない。
ところで東京MXTVでがんばれドモンくんWの再放送始まって毎週楽しく見てるのだが、この乙女ゲーガンダムにおいてドロシーオルブライト(枝毛眉毛)は悪役令嬢なんだろうか?
あんまりそういう感じはしないのだがリリーナ氏が既にそういう悪役味(!?)があるからなんだろうか。
というかそもそも悪役って何だ。
悪役に対する善玉となる主人公を考えた時、よくいる乙女ゲーの主人公はなんか尽くす女みたいなの多い気がするけどそれは僕が見るのが基本的にアニメ化されたのがメインだからそういう最大公約数的なヒロインになりがちなのかも知れないし、実はよくわからないところではあるものの、そういう無償の愛みたいなものを信じないし好きでもないんだよね。
だからそういう善玉ヒロインに対置される悪役の方が好みだったりするのかも知れなくはある。
なんか好みのヒロイン像みたいな話になってしまったが、個人的に見てる分には白泉社LaLa系アニメの野望標準装備主人公みたいなのには割と好感を持ちがちではあるな。
体が心を支配する? (スコア:0)
>前世の記憶が上手く定着しなかったりすることもあるんじゃなかろうか。
むしろ精神が体の影響を受けたりもするんじゃないかと気になります。
たとえば焼き肉食べ放題が大好きな若者が、ジジイの体に入れば多くは食べられないし、
食べても全然美味しくなくなって、しばらくすると焼き肉を見るのも嫌になるような。
#「ミスタークリス」は男が女の体に入っても、女好きの性格は変わってなかったけど……
#その変も普通は影響うけそうだな。
そしてその生まれ変わった女子の体が、
「ハンケチ噛みながらムキーッ」
っとなる「体質」の持ち主で、脳がその体質に影響されるのなら、最初は
ほんわかした性格でも、7年もあれば性格が完全に「ムキーッ」型に
変化してしまうのかもしれません。
あれは悪役令嬢・勘違いものなので (スコア:0)
リンク先の日記でもコメントしましたが、悪役令嬢ものにも派生がいくつもあるのです。
提示された作品は悪役令嬢の仕事を頑張ろうとして空回りするのを楽しむ作品で、逆ハー(女性含む)は最後まで続きますし新刊の傾向もそちら方向になるでしょう。
そういう意味で、悪役令嬢でジャンルを括るのは異世界もので括る並に広すぎ。
もちろん
なんかこう気位が高くて最適な選択肢が分かっていながらそれを選べない
どころか(作中)原作で何故そのような選択を指定したのかが理解できて、もっとひどい選択肢を選ぶことになるような作品も存在します。
最初は最適と思われる選択肢を選ぶのですが、物語が変わったり隠し設定が判明したりでそうならざるをえないみたいな。