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テクノロジー

route127の日記: 那珂ちゃん

日記 by route127

艦これACに川内型の改二が実装されてた
そういえば初めてお迎えした艦これPVCフィギュアも川内改二だったんだよな。
ところで日曜日に東海村の陽子加速器施設が一般公開されてたが寝坊して行きそびれた。
前に那珂郡行ったのがJT-60を解体するかしないかぐらいの頃なので4~5年位前になるのか?

J-PARC行きたかったのは加速器駆動システム(ADS、世間的にはハイブリッド原子炉と呼ばれてるのか?)とか中性子での地球深部水なんかの話に興味があったから。
水分検知は道路橋の維持補修用に中性子源を車載して、みたいなのを機械学会誌で読んだ覚えがある。

ADSが出てきた時期がよくわからないけど、元々もんじゅの高速中性子ぶち当てて長寿命核廃棄物を減らしていこうみたいな話(GACIDプロジェクト)があったらしい。
それがポシャって(?)出てきたものなのか?
少なくとも第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)下での2030年実用化候補の6システムに名前は上がっていないようだが。
また平成28年10月のJAEA資料だとまだもんじゅでの照射を前提とした工程が載ってたりもする。

J-PARCの2013年資料を見てるとADSの実用化に向けてベルギーのMYRRHAと連携する、みたいな話が載ってるけどMYRRHAは鉛冷却高速炉だと思ってたが加速器駆動未臨界炉(ADS)でもあるのか?

調べてみると東工大の資料にベルギーの鉛冷却高速炉MYRRHAの前段階としてGUINEVEREの記載がある。
なぜ原子炉にアーサー王伝説なのかと不審に思ったが、原研の2008年資料を見ると、ベルギーの模擬臨界実験装置VENUSの鉛冷却ADS改造がGUINEVERE実験(平成25年時点でFREYA実験として継続中)ということらしい。
そういう経緯を考えるとMYRRHAがJAEAの資料で照射試験用ADSと呼ばれるのにもそれなりの理由はあるのか。

そんなわけで色々気になる所はあるのだが、去年の秋に出版されていた10万年待てますか?がADSを未だ基礎研究段階として斥け、光核反応((γ,n)反応)を用いた核変換を提案していた。
10PWのフェムト秒レーザで生み出されたプラズマの制動放射で放出されるγ線で長寿命核種を中・短寿命核種に変換するんだそうで。
版元が風詠出版なので恐らく自費出版だし、フォントとか文章も若干怪しげ。
調べてみると国内でも天文学で光核変換の研究はされているようではあるのでそこまで荒唐無稽な話ではなさそうではある。
また実際にルーマニアのELI-NPに10PWのフェムト秒レーザがあるらしい。
ELI-NPに勤めてる人が日本語で解説記事書いてた

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