route127の日記： 代償スペアリブ

造物主が俺の肋骨から彼女を造り出すなんてことはないのでいなげやでスペアリブを買ってきた。
あまり買い慣れない部位なのだが売場にあったダイショーの和風スペアリブ煮込のたれを見て自分にもできるかも感が湧いてきてしまったのだ。

前にきょうの料理で土井善晴が作ってたり、最近も赤ワイン味噌牛すじ煮を読んだりしてその度に牛すじ煮作ってみたいとは思うのだが時間かかりそうで尻込みしている。
圧力鍋だとか炊飯器を使うだとか方法はあるようなのだけれども、そこまで手間を掛けるほどの動機もないし、さりとて諦めるでもないというような優柔不断を見透かしたように精肉売場の調味料攻勢に飲まれた感じ。

圧力鍋といえば日曜昼間に民放がゴルフ中継している裏のUHF局でやってる通販番組で電気圧力鍋のプレッシャーキングプロを見ていたが、販促ビデオが外人のせいか、自分が料理といえばガスレンジと鍋とまな板が必要だと思いこんでいたような気がしてきたりした。
ああいう調理器具はアク取りできないがどうするんだろうな。

スペアリブ煮込みは実際作ってみると表面を焼いて煮汁を注いだら芋と人参も入れて落しぶたで10分とかなり簡単で拍子抜けだった。
そういえば道場六三郎も文庫本で煮物は煮汁を作れば後は簡単みたいな事を言っていたな。
余った煮汁は少し煮詰めてから翌日焼うどんの味付けに使った。

ダイショーは味塩こしょうのT印象だったが色々出してるんだな。
というかキッコーマンとかカゴメなんかの調味料各社とも惣菜向け調味料の開発に火花散らしてる感じだし、日ハムとかの食肉各社、最近は生協でも青椒肉絲とか惣菜セット売ってるみたいだし。
しかしパッケージ開いて炒めることで料理が成立するなら買って来た冷凍チャーハンをフライパンで炒めるのも料理なんだろうか。