route127の日記: 児童書架BL
以前表で高力ボルト不足が話題になった時に
とあって 2017年秋口あたりから特殊鋼棒材の不足が言われてる中で日経記事出た後に提灯買いというのもどうかと思ったが、考えてみると自分でも日鉄ボルテンのトルシア型くらいしか買ったことなくて他にどんなメーカがあるかまでは気にしたことがなかった。
高力ボルト協会員の認証工場一覧を見ると8社(日鉄ボルテン、神鋼ボルト、滋賀ボルト、帝国製鋲、日本ファスナー工業、日亜鋼業、ユニタイト、月盛工業)の社名が認められるが、その他に協会非加盟会社でJISマーク認証取得者検索でヒットする工場をもつメーカが国内のメーカーだけで9社ある。
(協栄製作所、松井鉄工所、竹中製作所、浜中ナット販売株式会社、東洋発條工業株式会社、エノモト工業株式会社、大豊製作所、近畿丸製ナット株式会社、小野製作所)
こうしてみると兵庫県内を工場所在地とするメーカが多い。
(日亜鋼業、松井鉄工所、濱中ナット、ユニタイト、大豊製作所、近畿丸製ナット)
造船とか鉄鋼が盛んな地域という印象はあるけど高力ボルトとはちょっと違うような気もして、舶用リベット製造からボルト製造に転換したのかと思ってたが江戸期からの鍛冶が舶用ナットを作り出したりと色々歴史があるらしい。
兵庫と言えば、以前県立図書館にN88-BASICの本を探しに意を決して訪ねた児童室で、書庫を探してもらう間にアメリカ海岸地図を作った男たち(The Coast Mappers)という絵本を見付けて手に取った。
19世紀、ゴールドラッシュに沸く西海岸で地味な測量作業に苦闘した沿岸測量局(USCS)のベイチュ、デイビッドソンらの事績を記したもので、文章は簡潔ながら、図版ではUSCSの船舶もスクリュー船と外輪船が描き分けられていたり、測定器具の描写も手が込んでいた。
訳者が「海辺でLSD」(2006)といった本を出す人のようでソワソワしたが最近流通してるのは改題された「海辺でロングディスタンス」(2009)の方らしい。
また版元のBL出版という聞きなれない名前にも不審を覚え調べたところ兵庫の出版社らしい。
2月にはキュリオシティの本出してたそうだ。
児童書架BL More ログイン