route127の日記: USBコネクタとプレス技術 12
日記 by
route127
USBのプラグ表裏の話を読んでいて、コストダウンの為であることに異論はないとしてもコストとして回路とワイヤしか計上されてないのに若干の違和感があった。
プラグの鈑金部分のコストはどうだったんだろう。
TYPE-Cコネクタのシームレスシェル部分にサーボプレスでの絞り加工が使われたりするようだけど、USB規格が出来た90年代は丁度サーボプレスの出始めで今ほど加工ノウハウの蓄積もないし、出来たとしても今ほどのコストを実現できなかっただろう。
サーボプレスは炭素繊維なんかでも使われてるのを聞くが、雑誌ではロボ業界がサーボプレスに興味を示さないことへの愚痴のようなものを読んだ覚えがあるし、まだまだこれから伸びていく分野なんだろうか。
プレスに限らないが情報通信技術を支える加工技術で言えばスマホのカメラ用ガラスレンズ加工向けの超硬合金や切削加工なんかももっと興味が持たれてもいい分野のような気はする。
ところでUSB表裏の元記事の画像でUSB機器にSONY表記があるが何を挿してるんだろうか。
ソニーって確か保険会社じゃなかったっけか。
そういえばG20サミットを前にアメリカの大統領の発言(日本人は第3次世界大戦をソニー製TVで観戦してくれよな!)をNHKが報じていたが、きょうびソニー製のTV持ってる日本人というのも少数派な気がするよ。
英語圏でのソニーの印象は今でも電機メーカなんだろうか。
あるいは去年の今頃株主総会でNHKが見られないTVを要望されてたソニーへのあてつけであるとか。
裏表があること、って的外れ (スコア:1)
まず外見でぱっと正しい向きが判らないことが問題。
わざわざプラグとレセプタクルを両方のぞき込んで、「こっちが凹んでるから、こっち向きね」ってやらないといけない。昔のアンフェノール系やD-SUB系は外形が上下非対称だからわかるし、RJ系は爪のありなしで判断できる。HDMIはわかりやすく、DisplyPortはややわかりづらい。Micro-USBは外見で判断できるが、そもそも小さすぎて、プラグは判別できてもレセプタクル側がわかりづらい。
あと、もう一つは「見ないで手探りで挿せるか」という点。
この点では近代的なコネクタはほぼ落第だけど、昔のコネクタはテーパがついていて、挿す際に正しい結合状態に案内してくれる。オーディオのプラグは見ずに挿せるが、F栓は無理。DIN系(PS/2ポートとか)は丸い部分を合わせて、つぎに挿せる角度を探ればいいので少し楽。
Type-C以前の USBは二重の意味で挿しづらい。
Re: (スコア:0)
USBのマーク(悪魔の尻尾)がある方、あるいはメーカーのロゴが正しく読める方が上、という判断で間違ったことはない。まぁ、受け側が(水平でなく)縦だったら、やっぱり判断に迷うが…。
Re: (スコア:0)
水平でもそうなってない機器も少なくないし、
端子にアクセスするのに裏返しが必要な機器はどっちが上だか分からない。
Re: (スコア:0)
その模様が薄くてチッチャいから、老眼だったり薄暗がりだと見えないのよ……
作業場所が常に明るいとは限らないからね。
モールドも低いから、手触りでの判断も難しい。
さらに横長じゃ鳴くて縦長で、ケースの背面だったりするともうお手上げ。
二度試した方が楽だし早い。
Re: (スコア:0)
Type-C そこまでべた褒めするほどかって話なんだけど。
というかType-Cってそれほど良いものでもないだろ。
Type-C全般に言えることだが硬すぎる。
これはコネクタ自体もそうだし、ケーブルにしてもそう。
規格に求められる要求に答えるためそうなってるのはわかるが利便性悪すぎ。
モバイルバッテリー用のショートケーブルなんて直立してるレベル。
Type-C以前のUSBと比べ許容される距離が短かくなってるのもマイナス。
ケーブルの硬さと相俟って想像以上に短くなったイメージを与える。
PC背面のType-Cコネクタなんて前にもってくるだけで1mは損してるイメージ。
だいたいからしてUSBに求めすぎなんだよな。
かつてのIEEE1394とUSBの使い分けのように既存の延長ではなく新規の規格を作るべきだった。
ムリに互換性とらせてひとつに纏めたものだから利便性がかなり損なわれている。
唯一の利点のようなものが「見ないで手探りで挿せるか」とかあほかと。
それこそ新規格たちあげてそっちでやれと。
Re: (スコア:0)
USBはBコネクタの方を抜き差しすればちゃんとその要件を満たすぞ
裏表のあるコネクタ (スコア:0)
そもそも当時あったコネクタで裏表気にせず済むのってオーディオ用の丸型コネクタぐらいじゃない?
Re: (スコア:0)
裏表のあるコネクタがほとんどだったとして、
裏表が分かりにくいコネクタは少なかったかと。
少なくとも2回試せば刺さる。
USBは3回目を導入したのが画期的だった。
Re: (スコア:0)
アンテナ線用コネクター類も、普通表裏無し。
旧AT系キーボード用DINコネクタ・PS/2コネクタ・S端子は、表裏どころかくるくる回す羽目になる、とんでもなく酷い代物だった。
Re: (スコア:0)
アンテナ線とかPS/2とかビデオ端子とか、一度はめたらそのままってのが多かった気がする。
購入時に設置したら、壊れて撤去するまで外さないこともしばしば。
一方でUSBは頻繁に抜き差しする。
アプリをインストールするためにCDドライブをつけて、インストールが終わったら外すとか、
データを入れるためにUSBメモリをさして、終わったらはずすとか。
モバイル機器の充電に刺して、終わったら~とか。
ノーパソのマウスとかでも抜き差しするか。(最近は青歯が多いか?)
これが問題になるのは、USBがそれだけ成功した規格だからの裏返しでもあるかな。
抜き差しする頻度が多いからこそ、裏表が分かり難いのが問題になる。
デスクトップ用キーボードとマウスだけなら、ここまで頻繁に抜き差しすることもなかった。
Re:裏表のあるコネクタ (スコア:1)
活線挿抜が出来るUSBに当時は感激したはずなのに、こうしてコメント読むまで思い出せなかった。
周辺機器を繋いだらCONFIG.SYS書き換えて再起動、なんて時代ははるか昔か。
>それだけ成功した規格だから
検討したけどコスト面からオミットして、後からじわじわ効いてくるやつか。
成功しなければ顕在化せずひっそり闇に葬られ、業界裏話的な位置に収まっておれたのだろうか。
サーボプレス (スコア:0)
> サーボプレスとは、プレス駆動部分のモーターをサーボモーターで制御して加圧作業をするプレス機のことです。
油圧サーボプレスがこの世に存在しない様な記事だった。
油圧サーボモーターという用語が存在しない訳ではないが、ここでそれは含まれていないだろう。
TYPE-Cコネクタのシームレスシェル部分絞り加工を、クランクプレスでやれたところは、儲けたのだろうなぁ。