route127の日記: 練馬郵便局 3
かんぽ生命のニュース見てて以前練馬郵便局でも似たような話があったのを思い出した。
第98国会の逓信委員会(昭和58年)で共産党の山中郁子が保険の同好会割引について練馬郵便局を訪れたが妨害されたことが記録に残っている。
他にも昭和45年にも郵便料金減脱事件について追求されてたりする。
昭和40年代後半以降だと国会議事録見てもこういう郵便犯罪の話が多くなるが、それ以前だと割と労働問題の話が多い。
元々練馬郵便局に興味持ったのは昭和36年の第38回国会における逓信委員会で、これも共産党の谷口善太郎によって勤務中の散髪が取り上げられていたことからだった。
勤務中に床屋へ行ったという話は、非難する前に、慣例がどうなっているかを見る必要があるのではないですか。勤務時間中に、余暇を見つけて、食事に行くとか、共済部へ日をきめてやってくる床屋へ行くとかということは、慣例として郵便局では認められているのではないですか。私はそれについてもやはりここに資料を持ってきております。練馬局の高橋君が三十五年の十二月二十八日の午後六時ごろに勤務時間中に共済部の床屋へ行ったことは事実らしい。しかし、これは慣例だった。しかも、慣例だったが、注意されて、特に忙しいときであったから、本人もこれはよくないと思って、局の庶務課長ですか、あるいは局長ですか、それらと組合役員と本人とが集まりまして、批判が行なわれまして、今後は忙しいときにはたとい余暇であってもみだりに席を離れることをやめようということになり、問題は解決しております。それが皆さんにとりましては、解決したということに正しく問題点をとらえるのではなくて、そういうことをあたかも全部の従業がやっているように国会へ持ち出して常に全体がそうだというふうな印象を与えようとしている。こういう態度こそ問題です。
未だに勤務中に煙草吸いに行くのがズルいとみなすというようなことがあってそれについての歴史的経緯を調べる途上のことであった。
確か電電公社にも似たような話があった気がする。
結局現代における国鉄の印象を考えても、大部分の人にとって昭和の公共企業体の話は共感を呼ぶものではないのかもしれないが。
ところでこの問題を取り上げる前段、練馬郵便局の遅配問題について、雑誌の懸賞はがきが増えたとかそんな話をしてるのが面白い。
つまり消費生活を病的に高めていこうという現在の自民党政府の政策、この反人民的経済政策の結果でないですか。そのためにこういうふうに郵便物がどうっと出てきておるのが現実です。こういうところに、本来国民の個人から個人にあてる通信なり物なりという個人と個人との関係にサービスするという郵便事業が、こういうばかばかしいことで実際は破壊されておるという問題があるわけです。
郵便局に消費税増税にともなう郵便料金値上げのお知らせがまるで当然のようなこととして張り出されていたが、これを読むと軽減税率じゃないけど私信とダイレクトメールで料金変えるとかするつもりはないんだろうかとも思えてくる。
ケビンコスナーが郵便事業始めるのにうってつけのような気もする21世紀のわがくに。
既にやってるのに…… (スコア:0)
私信とダイレクトメールで料金変えるとかするつもりはないんだろうか
既に割引やってるのに [japanpost.jp]郵便局も無駄にディスられて大変ねぇ
郵便局といえば (スコア:0)
これまで大量に発行されて死蔵されている切手・記念切手等の代金は
ちゃんとプールされているのだろうか。
そういえば同様にテレホンカードとかはどうなってるんだろう。
同じ臭いが昨今の電子マネーにもちょっとする感じ。
Re: (スコア:0)
テレホンカードや電子マネーに関しては資金決済法で定められています。
その中には、消費者保護の為に供託金を第三者に預ける等の規制もあります。
# まぁ、1/2だけなんですが。