route127の日記: OTAKU意味オーバーロード 1
日記 by
route127
車などかつてはオタク趣味には分類されていなかったものについても、のめり込んでいれば「オタク」と自称するようになっているという。
とあったが七人のおたく(1992)とか踊る大捜査線(1997)とかの頃のおたく描写に戻ってきているだけのような気がする。
いやまさか今更おたくとオタクとヲタクは違う、とかそういう議論でもないと思うし。
オタク定義問題に踏み込むつもりは特にないが、なぜここまで『オタク』と言う言葉が頻繁な意味の更新をされながら使い続けられるのかは興味のあるところ。
というのは最近携帯電話どのポケットに仕舞うかスレで
とごく自然に「ガイジ」を使ってたが、個人的には平成後半の言葉、~20代の言葉の印象がある。
もし自分が「ガイジ」と同等の言葉を使う場面があるとして思いつくのは「池沼」とかになってしまうんだよな。
ただこれもネット上での書き言葉の側面が強いし、実際の発音はそのまま「知障」と同じなので書き分ける意味がなくなる気がする。
インターネッツ内で使われる言葉がどんどん日常に漏出し、発話されていく段階で、細かな書き分けが廃されたり、言いやすい言葉が逆にネット書き言葉として取り入れられたりのような動的な過程があるんだろうか。
ともかく「ガイジ」という語句を年寄が多いとされるスラドで見るのが新鮮で、そういった語法に抵抗のない(若い?)世代の人もいるんだなあと思った。
まあ新語を嬉々として使うのは年寄、みたいなところもあるかもしれないし一概には言えないのではあろうが。
新語といっても… (スコア:1)
10代20代にとっては陳腐化した頃にもっと上の年齢層が新しいもの扱い
という女性向け最新ファッションが年齢層によって意味内容がばらける
みたいな部分が大きいのではないかとおもっている。