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14085762 journal
地球

route127の日記: 海洋調査レアアース

日記 by route127

温暖化懐疑論者の杉並区議が温度計発明以前の気温を引き合いに出して話題になってたらしい。
年末の共産党区議団申し入れ関連なんだろうか。

それだけなら特に取り立てて話題にするほどのことでもないのだが、丁度IODP(international ocean discovery program: 国際深海科学掘削計画)の第378次研究航海が始まったところだったので。
掘削船のジョイデス・レゾリューション現在位置)は子供向け絵本なんかもあるようだ。

航海には2010年の第329次研究航海にも参加した浦本助教の他、安川講師田中修士の日本人科学者三氏が参加してるそうだ。
JAMSTECの資料だと誰が何をしてる人なのかいまいちわからないが3人とも希土類関係の人ではあるらしい。
東大の産学協創推進本部内にレアアース泥開発推進コンソーシアムなんてのもあるそうだがそういう資源探査関連の話は前面に出てきつつも、その堆積メカニズムを検討する中で地球の気温上昇率の話が絡んでくるようである。

具体的には南鳥島レアアース泥の層序を論じる中で、レアアース泥の堆積期間中に少なくとも1回の大規模ハイエイタス(気温上昇率の停滞)があったのではないかという話のようだがよくわからん。
温暖化論議の中ではよくアイスコアに含まれる気泡のCO2濃度なんかは話題になるように思うが温室効果ガスではなくて気候変動そのもののの痕跡が堆積物に物質存在比として記録されているのだとすれば面白くはある。

ところでハイエイタスというのは先のリンクにある通り21世紀以降の気温上昇率停滞の原因を探る上で名付けられた現象らしい。
700m超の海洋深層での熱吸収が強まった結果ではないかみたいな話だが、これは温暖化懐疑論にとっては悪材料か。

しかし深海掘削といえばやはり高知が本場なのだが、個人的には、浦本助教は博士後期過程が千葉大学、安川講師は千葉工大の招聘研究員と千葉ゆかりの人物でもあるので、三方を海に面した千葉県としても関わりをもっていって欲しいものではある。

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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