route127の日記： 定時退社スクリプトのジェスチャ化

月末になって出勤簿作成の為のスクリプトを動かしていた。
割と最近になって「働き方改革」名目で出勤簿が月末提出のExcelフォーマットからイントラネット経由でのWeb打刻に変わったのだが結局月末に打ち出して押印提出するところに変化はない。
これを月末にまとめてやろうとするとチェックボックスを幾つかクリックしてから退社時刻を打ち込む動作を繰り返す必要がある。
右手をマウスとテンキーの間で往復させるよりはスクリプト書いた方がいいなとautohotkeyで適当なスクリプトを書いて使っていた。

Click, Left, 100, 500
Click, Left, 200, 500
Send, 1700
Click, Left, 300, 250

これでマウスから手を放さずに済むようになり、2～3か月それで過ごしたが、今度はエクスプローラ上でスクリプトをダブルクリックしてからブラウザに切り替える仕事が面倒になった。
そこでMouseGestureLに登録しようと思いMouseGestureL.iniにべた書きしてみたが上手く動作しなかった。
（チェックボックスをクリック出来ていなかった。）

Click, Left, 100, 500<MG_CR>Click, Left, 200, 500<MG_CR>Send, 1700<MG_CR>Click, Left, 300, 250<MG_CR>

今になって考えればマウスクリックをフックしてるソフト上で普通にクリックを指示してもダメそうだとわかる。
.iniファイルを直接編集などではなくまじめにMouseGestureL上で動作を登録してみると座標指定のマウスクリックがなくマウス移動MG_Move()とマウスクリックMG_Clickを組み合わせる必要があった。

MG_Move(100, 500, 0, 1)<MG_CR>MG_Click("LB")<MG_CR>MG_Move(200, 500, 0, 1)<MG_CR>MG_Click("LB")<MG_CR>Send, 1700<MG_CR>MG_Move(300, 250, 0, 1)<MG_CR>MG_Click("LB")<MG_CR>

そんなわけで右手に握ったマウスからブラウザ上で定時退社を量産していた。

そうしていてふと以前ネット上で解約できないWebサービスの話題があったのを思い出した。
初夏にも退会が簡単なネットサービスは再入会が多いとする仮説というニュースもあったし「雇用の流動化」名目で退職もイントラネット経由でワンボタンで出来るようにしたら面白いんじゃなかろうか。