rxk14007の日記: ロバート・マクナマラ
http://www.asahi.com/politics/update/1221/TKY200812210172_01.html
ロバート・マクナマラってまだ生きていたんだ~、と思いながらWikipediaを読んでみたら、こんな記述が。
陸軍航空軍はヨーロッパ戦線で余っていたB-17を極東に転用し、日本への戦略爆撃に使用するという提案がなされた。しかし、マクナマラをはじめとするビジネススクール出身者は、徹底的に分析、B-17を転用するより廃棄して、ボーイングB-29を大量生産して投入する方がコスト面で効率的であると強く主張した。彼らの主張が通ってB-29が対日戦略爆撃に大量投入された結果、大きな戦果を上げることとなった
こんなやつを相手にしてたら、そりゃ日本に勝ち目はなかったな。
当時の日本は、夜間突撃とか先制攻撃とかのような短期的な戦術しか頭になく、戦略的な考えを持っている人間はほとんどいなかったし。
いたとすれば、「最後の海軍大将」である井上 成美ぐらいか? 海軍兵学校の校長として、英語教育の廃止に反対して最後までつづけさせたから。
「日本が勝てば占領の過程で英語は必要になる。万が一負ければもっと英語は必要となる。」などと、こっそり言っていたらしい。
そんなマクナマラもベトナム戦争では成果を上げることができず、1968年に国防長官を更迭されてしまうが、
マクナマラの功績は官僚組織であった軍に、民間的な経営感覚や費用対効果意識を持ち込み、低廉な予算で充分な国防を目指す視点を導入した事にある。
(中略)
しかしソ連にあってはGDP拡大に寄与しない国防費への過剰投資がソ連経済の成長率を押し下げ、遂には経済崩壊の原因となり、現状ロシアのGDPが中国の1/3・日本の1/6の状態なのを見る限り(ミクロの視点では問題がありながらも)マクロの視点では大筋は正しく、旧来の軍の思考法から脱却できなかったソ連との明暗を別けたと見る意見もある。
費用対効果を意識して、限られた予算やリソースを効率よく使うという考えは、巨額の財政赤字にあえぐ今の日本に必要なことなんじゃないかなと思ってみたり。
ロバート・マクナマラ More ログイン