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216631 journal

rxk14007の日記: トヨタの巨大な利益はどこに消えたのか

日記 by rxk14007

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3370?page=3

別の見方をすれば、トヨタはバブルの中で手にした巨額の利益の多く、2008年時点で言えば総資産の4分の1かそれ以上を、バブルそのものであった投資市場に注ぎ込んでいた、と見ていい。それが一瞬にして「溶ける」状況に直面したのだから、2008年秋のあの時期に、経営陣がパニックのような反応を見せたことは分からなくもない。

上の記事を読んで違和感というか、疑問が浮かんだ。トヨタがそんな危ない投資に手を出して大やけどしたのかと。
トヨタの決算要旨や決算関係の資料を読んだり、数字を追ってみたがさっぱり分からず、以下のメルマガの記事を読んでようやく理解できた。

http://www.sc-abeam.com/mailmagazine/hase/hase0246.html

トヨタの全世界の売上高は 26 兆円ですが、このうち半分強の 14 兆円は(乱暴な言い方をすれば)まだ売り先から回収していないお金ということになります。
 
 更に言えば、26 兆円の売上高のうち 35 %の約 9.1 兆円が北米での売上ですが、北米で積みあがっている金融資産が 8.7 兆円ということは、ほぼ 1年分の売上が未回収残ということになります。

景気が悪化すると車が売れなくなるだけでなく、車のローンを払えなくなる人が続出して、前年度以前の決算で売上に計上した分にまで影響が及ぶということか。
でもこれってずいぶん杜撰な売上計上の方法だと思う。
例えば200万円の車をローンで販売した際は、200万円を丸ごとその年の売上とするのではなく、ローンで既に回収した分と(差し押さえ可能な)中古車の資産価値の合計だけで計上しないと、今回のような景気悪化の事態に対応できないのではないだろうか。
実際には、車の販売金額 * (1.0 + ローンの金利)*(1.0 - 貸し倒れ率)で計算しているのだろうけど、貸し倒れ率が想定を超えてしまったから全く役に立たなかったのかもしれない。

昔自分の勤めていた会社では、数年間分のソフトウェア保守料を割引販売した金額を初年度にまとめて計上して、以降の年の売上が伸び悩むということがあったが、単年度の決算と数年間にわたる売掛金(債権)の組み合わせは、何かとややこしい。

この議論は、rxk14007 (9967)によって ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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