rxk14007の日記: DNA損傷が正常な染色体にも影響 5
日記 by
rxk14007
https://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14041801/
DNA損傷させた染色体を照射していない正常な細胞中に移入すると、本来正常であるはずの染色体にも異常が生じることを発見。
DNA損傷による染色体異常の誘発メカニズムの解明に期待。また放射線による細胞のがん化のメカニズムの解明や低線量被ばくの人体への影響評価に大きく貢献する可能性。
先日の日記でもんじゅのことを取り上げた際に、日本原子力研究開発機構のTopページで「DNA損傷が正常な染色体にも影響を与えることを発見(お知らせ)」という記事を見つけた。
放射線を照射してDNAを損傷させた染色体を正常な細胞に入れると、その細胞に元からあった正常な染色体にも異常が及ぶとのこと。
この発見により放射線が人体に与える影響についてこれまで過小評価していたことが明らかとなったので、今後の研究の進展によっては放射線被ばくの基準値を見直す必要が出てくるだろう。
放射線が人体に与える影響について、「人体には修復機能があるからへーきへーき」とドヤ顔で語っていた連中は、この発見についてどのような感想を持つのだろうか?
異常プリオンみたいに (スコア:1)
他と影響しあったりするのかな...
まあ、それ込みで影響自体はだいたい計測されてるから、(ACさんのコメにもあるけど)疫学的にはあんまり変らない、かなぁ。
# もちろん、なにかの病気についての病態研究とか発症の原因調査とか、さらにはなにかしらの予防法とかのきっかけにはなる可能性はありますが
M-FalconSky (暑いか寒い)
基準値の策定としては (スコア:0)
基準値の策定としてはあまり変わらないのでは?
結局は、疫学的に影響が見られない(=他の要因より統計的に有意なほどの効果がでないので、正確な影響を見積もることが出来ない)低線量域での影響をどう仮定するか?という話になって、「いろんな効果があってよくわからんから、とりあえず直線で近似しとこうぜ」ってだけなんで。
これまでにも、ホルミシス的な低線量域での影響の低減を指摘する研究もあれば(「直線補外は影響を強く見積もっている」)、かなり低いところまで直線性が成り立つという研究もあり(「直線補外はもっともらしい」)、さらには低線量では修復機構のスイッチが入りにくく、高線量域より(単位線量当たりの)影響が大きくなるという研究(「直線補外は影響を低く見積もっている」)もあるわけで、それほど状況は変わらないんじゃないかと。
結局、それぞれのプラスとマイナスの影響が見積もれない以上、「とりあえず直線で補外しとくか」ってなるでしょうし。
Re: (スコア:0)
本来正常であるはずの染色体にも異常が生じる
というのは、低線量域より上でも同様に起きるわけですしね・・・
そもそも (スコア:0)
放射線の影響は分子生物学や細胞生物学のレベルではなく臨床レベルでまとめられているものなので、
正常な染色体にも影響を与えると言っても「だから?」としかなりません(基礎研究的には意味のある発見でしょうけれどね)
疫学的な影響は既に多くのデータがとりまとめられているので、そちらの評価は何ら変わりませんよ。
怖い (スコア:0)
でも統計的なガン発生率みたいなのは変わんないんじゃないの
被曝量の上限とか推定とかって遺伝子の損傷からスケールアップして見てるわけじゃなくて全体を俯瞰して見てるでしょ