rxk14007の日記: ESAの彗星探査機「ロゼッタ」が目指す彗星は、二重の核を持っている?
http://www.planetary.org/blogs/emily-lakdawalla/2014/07150633-quick-rosetta-update.html
I could not wait to post these amazing new images of comet Churymov-Gerasimenko from Rosetta. The nucleus of the comet is clearly a contact binary -- two smaller (and unequally sized object) in close contact. The CNES page where this photo was released says the whole nucleus measures 4 by 3.5 kilometers, in good agreement with Hubble and Spitzer estimates. Philippe Lamy is quoted as estimating that the two components would have come into contact at a relative speed of about 3 meters per second in order to stick together in this way.
今年の1月に冬眠から目覚めたESAの彗星探査機「ロゼッタ」は、その後順調に飛行を続けて、目標であるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へと接近して、彗星の核の画像を地球に送信してきている。その画像を分析したところ、彗星の核が二つに分かれていて、接触しつつ毎秒3mの相対速度で回転しているのではという意見が出ている。
しかし、当初チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核の画像を掲載していたフランスの国立宇宙研究センター (CNES) のWebサイトからは、該当の画像が取り下げられたのか参照できなくなっており、現時点ではまだ確定した情報とは言えない。
もし、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の核が二重となっていたとしたら、今年の11月にロゼッタから投下する予定の着陸機「フィラエ」を複雑な運動を行っている天体へ向けて正確に誘導し、どの地点に着陸させればよいのかという、ESAにとっては新たな課題に直面することになるだろう。
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