簡易な地デジチューナのガイドラインを公表
総務省と社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)は、2011年までに予定されている地上アナログ放送廃止後に既存のアナログテレビの利用可能にするための簡易な地上デジタルチューナのガイドラインを公表しました。以前、総務省は5000円以下での販売を求め、メーカー側は5000円では難しいと答えていましたが、今回発表された仕様に沿うと5000円以下は実現可能なのでしょうか。
今回発表された仕様では、2ヶ国語、字幕・文字スーパー、画面表示モード選択(16:9 or 4:3)などには対応する一方で、データ放送や双方向機能には対応しないようです。また、テレビへの出力へはコンポジット端子(赤白黄端子)で行い、B-CASによるコピー制御信号も行なうようです。
今回の仕様に従えば、コンポジット端子がないテレビは使えなくなり、ビデオ機は再生専用に成り下がってしまうようです。