検閲ソフト: インターネット協会の場合
最近、財団法人 インターネット協会から「インターネット上の有害コンテンツに対する新レイティング基準の制定とそれに対応する新版フィルタリングシステムの提供開始」というプレスリリースがでて、「レイティング/フィルタリング情報」のページが全面的に更新されました。
私は以前からこの事業について批判しているところですが、これを機に、「検閲ソフト: インターネット協会の場合」という文章を書きました。文章だけではなく、透明性と説明責任に背をむける事業に対抗するべく、「暗号化」されて内容が隠されているレイティングデータ一覧を平文にして取り出すプログラムをあわせて公開しました。
なお、インターネット協会の提供する検閲ソフトは財団法人 ニューメディア開発協会がIPAからの受託事業として開発しているほか、インターネット協会の今年度の事業計画書によれば、「レイティング・フィルタリングシステムの普及推進事業」が「国庫受託事業」として行われることがわかります。